84話 ページ43
貴女｢でも……その方は、私を含む女性全てを貶してしまった。そのことをお忘れなきよう。女性を差別する男性は嫌われますから……ね｣
鬼道｢……肝に銘じておこう｣
貴女｢ええ(ﾆｯｺﾘ｣
染岡｢アイツ、本当怒ったらマジで怖ぇ……｣
壁山｢お、俺……トイレ行ってくるッス！｣
円堂｢おい！壁山！！｣
半田｢……なんか俺、壁山がトイレ行った理由、帝国に怯えてなのか、江戸川に怯えてなのかが分かんなくなった……｣←
風丸｢だな……｣←
貴女｢お2人共、何か……？｣
風丸／半田｢｢なんでもないです！！｣｣←
貴女｢(大人げなかったかな……)｣
_______________
貴女｢……壁山くん、戻ってきませんね……｣
染岡｢ったく、アイツいつまで｣
そこへ
冬海｢円堂くん！｣
一応顧問の冬海が現れ、円堂を問いつめる
貴女｢(……この人、なんか怪しい気がするのよね……信用出来ないし)｣
円堂｢えっと……今、壁山がトイレに｣
冬海｢これ以上お客様を待たせられませんよ！さっさと……((円堂｢はい！分かりました！｣｣
……というわけで、帝国の面々には待ってもらい、全員で壁山捜索へと出向く事に……
貴女｢(まったく……世話が焼けるんだから)｣
Aも手当り次第に壁山の事を捜す。ふと思い至る場所があり、その場所へ向かっている道中、グラウンドの様子を伺う。すると、鬼道がしきりに何かを気にしている様子が見え、その視線の先には……
貴女｢(豪炎寺くん……)｣
木に背を預けて立っている豪炎寺がいた
貴女｢(やっぱり、帝国の狙いは豪炎寺くんだったってわけね……それにしても……見つめすぎじゃない？)｣←
なーんて事はさておき、Aが現場に向かうと、そこには既に円堂達の姿が。そして予想通りと言うべきか、ロッカーに詰まっている壁山も……。どうやら、巨体のせいで出られないらしい
貴女｢(どうして、こうなるって予想できないかな……)｣
少林寺｢俺がやってみますキャプテン！｣
円堂｢少林！頼むぞ！｣
少林寺はお得意の少林寺拳法を使い、ロッカーの端を凹ませる。その影響で壁山はロッカーから押し出される事となり、なんとか外に出られたのだった
円堂｢さすがだなぁ少林。試合でもそのキックで頼むぜ！｣
壁山｢……すみません、俺ちょっと怖くなっちゃったんスよ……｣
円堂｢壁山！逃げたら何も始まらない！1度逃げたらずーっと逃げ続けなくちゃいけなくなる！｣
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作者名：ミニgirl | 作成日時：2021年10月15日 19時
