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fkside
『はよ〜』
kj「あ、ふっかさんおはよお！」
『あれ？康二だけ？』
kj「おん！まあ、まだまだ時間あるし、俺もはよ来すぎたわ〜」
珍しく静かだと思ったら、まだみんなは居ないみたい。
確かに、はやく来すぎたな……
めっちゃ気合い入ってるみたいじゃん…
なんか恥ず……
kj「俺は早起きできたからはやく来たけど、ふっかさんはどうしたん？」
『え？あー同じ感じ、早起きして家いても暇だな〜とおもってさ、』
kj「おーええね！早起きは三文の徳やもんね！」
『…おー』
三文の徳……
神様仏様、どうか本当にいるなら早起きして偉い俺にあと2つ、徳を恵んでください…！
ru「おはようございまーす……って、なんだ俺が1番じゃなかったかぁ……」
『おはよ、ラウ』
kj「おはよ！」
3番目はラウ。まだまだ時間にははやいけど、きっと俺らと同じで早く目が覚めたんだろう。
荷物を置いて、俺らの隣に座ったと思ったらあれ？なんて言って、パッと俺の方へ顔を向けた。
そうすると、すんすんなんて襟元の匂いを嗅いでくる。
『ちょ、ラウールさん？』
ru「ふっか、香水変えた？」
『え？』
kj「え！？……ホンマや！いつもよりお高い匂いがする！！」
『おい！いつも高ぇよ！』
kj「あ、それ言うんや」
ru「さては…今朝の占い見た？」
『えっ！』
kj「見たんや」
ru「そして信じてるんだ？」
『いや、あの、えっと……』
ラウの発言から康二も便乗して2人から事情聴取(笑)をされる。
ru「確か牡牛座の人と相性がいいとか…」
kj「今日はメンバーだけの撮影なので？牡牛座は限られてきますけどぉ？」
『いや、だから、そんなんじゃなくて……』
ru「メンバーに牡牛座なんてふっかを抜けば1人しかいませんけどねぇ？」
kj「誰を意識してんのかなぁ？」
『……もう許して…』
いろいろバレたことに気づいて、どんどん恥ずかしくなっていく。それで受け答えがしどろもどろになって、2人がニヤニヤして……
負の連鎖じゃねぇかよ……
kj「そっかそっかぁ照兄かぁ…」
『特定の名前を出さないで…恥ずくなる…』
ru「確かに岩本くんの好きそうな匂いですねぇ、」
『ちがう…ちがうんだってば……』
kj「夫婦がホンマになるんやねぇ、」
ru「いろいろ思うことがありますなぁ、」
『そのノリやめて……』
くっそぉ、人の色恋を楽しみやがって…
こっちは本気なんだぞ？
「…なにしてんの？」
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作者名：Tsukuri | 作成日時：2022年5月12日 20時
