ゆうくんの妹ちゃん【遊木真】

#4「課題は終わったかい？」 ページ5

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さて、拝啓みなさま。

課題は終わりましたでしょうか。そんなあたしになんと特大ブーメランが帰って来ます。

終わってません(笑顔)


「もー！終わるかってんだ！！」

「Aうるさい」

「ねえ真緒、真が冷たいんだけどなんで」

「宿題終わらせてない自分にイラついてんじゃねえのか」

「そうだけど自分にイラついてはないからね！？」

「サリ〜戻ってきて！」

「えっ」

「えっ」



賑やかなのはそう、トリスタとマイハウスで勉強会なう。

あたしは出かけようとしたんだけどね！

北斗にお前も終わってないだろう？ってガチトーンで言われたらやるしかないじゃないですか畜生！！


「ほら明星、手が止まってるぞ」

「ホッケ〜助けて」

「俺が助けられるのは問題を解説することだ」

「かっよく言わないでよ！！」

「ほらスバルうるさいぞー、集中しろー」

「衣更先生Aが寝てまーす」

「寝てないからァ！！！」

「一瞬寝てたでしょなんで言い訳するの」

「」


ああもううるさいなこいつら！

でも家がこんな賑やかなのは久々だから何も言えないというかむしろ嬉しいんだけど。

まあそれは真も同じか。



「ていうかもうお昼か、なんか作る？」

「ウッキ〜作れるの？」

「Aと交代でご飯とか作ってるから人並みには作れるよ」

「あれ？今日ってあたしがご飯担当じゃないっけ」

「え？そうだっけ？うーん、じゃあ二人で作ろっか」

「イエッサー！簡単なもの作ってくるね」

「あ、俺たちも手伝う。二人に任せきりは悪いだろ」

「それもそうだな、俺も人並みには作れるし…」

「俺は味見係ね！」

「お前それが言いたいだけだろ…」




結局みんなでオムライス作ることになった。

昼からオムライス！？って思ったけど真緒のリクエストで。

可愛いものリクエストするよなあって呟いたらなんか頭軽く叩かれたんだよね。解せぬ。








＊
＊
＊



「はーい、できたよー」

「おお、美味しそう〜！いっただきまーす！」

「ちょっスバル食うの早、」

「おい明星綺麗に食べろこぼしてるぞ…」

「……ご飯の時は静かになると思ってたけど」

「静かにならないのがトリスタですな…」






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