【終わりのセラフ】優しき涙second

四十八粒 ページ48

空へと上がり


第八ラッパを彼女は吹き鳴らした


潮の王が、Aに力を貸した


アバドンを呼び出した王は、彼女に従った


『人間を苦しめるのをやめよ』

その一言をつぶやくと、ヨハネの四騎士は、人間、吸血鬼への攻撃をやめ、Aに向かって動き出した


『この世に明かりを灯せ』

潮の王槍を、ヨハネに向けて、赤い塩を出した


ヨハネの四騎士は、塵と化した


未来は、アバドンにもそれを向けられ、羽が消え、元に戻った

Aは、潮の王の槍を手で握りつぶした

潮の王は、Aを見守っている



『人間共に告ぐ!!我らを使っての実験はやめよ、これ以上我らの力を使えば、人間の体が崩壊する。脳を破壊し、ゆっくり、本物の堕天使と化する


柊といったか、程々にな、』

暴走した、未来、優一郎とは違い、話の分かり用がある

暮人「ふっ、どうだがな」

『我々はいいのだ。八人集いし天使は、世界を破壊できる』


暮人「……………」


暮人は、A？に襲いかかった


そこで、A？はニヤリと笑い、目を閉じた


すると、さっきまで、浮かんでいたのが嘘のように、地に落ち始めた


ミカエラは、すかさず、Aを抱き受けた



優の頭から角が生え、月鬼ノ組の人達が、優一郎、Aを襲う



そこに、吸血鬼が、人間へと攻撃を仕掛けた



鳴海、シノア隊、ミカエラは、優一郎とAを守るために、逃げた

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