四十六粒 ページ46
ゆっくりと、Aは目を開ける
貴「……」
先程の優のように、目が赤くなっている
手首にまいてある縄を、引きちぎる
ユラユラとよろめきながら立ち上がると
貴「やりあう?」
挑発するように、クローリーを誘った
クロ「君とやり合えるなんて、公営だよ」
クローリーが刀を抜いたのと同時に
Aは、
貴「朱の晩祭」
呟いた
すると、クローリーは、膝を地についた
嫌な汗がグレン、チェス、ホーン、クローリーの頬を伝う
クロ「……っ、なに?これ……………立てないんだけど」
クローリーの近くへと歩み寄るA
クローリーの耳元に口を近づける
貴「朱の晩祭は、血祭りのことなんだよ」
すると、Aは、力尽きたのか倒れた
何もしていないのにもかかわらず、倒れてくれたAに、クローリーやその従者は息をはいた
吸血鬼からのヘリコプターが来たので、クローリーはAが動かないかを確認し、肩に担ぎ、グレンは首を持ち引きずった
、
、
ヘリコプターからは、第三位始祖、クルルか降りてきた
その他の吸血鬼も援護としてついている
クル「ご苦労であった、クローリーユースフォード」
クルルが腕を組みながら、褒める
人間をどうするなどという話もちらほら出ていて、
それから、フェリドの一言で事態は変わった
フェ「ねぇ、知ってます?
本当の悪役は誰かを
そこの寝転んでいる
俺様くんだったりしてぇ〜」
クローリーの目が見開かれる
グレンの隣で気を失う彼女を交互に見ながら
一般吸血鬼が、グレンの頬を片手でつかむ
脅しをかけていたみたいだが、グレンは唾を吐いた
投げ捨てられ、頭から血を流す
一般吸血鬼は、飛ばされたグレンの元へと駆け寄ると
塵と化した
グレンが切ったのだ
クルルの目が光る
グレン?「ついてこい、吸血鬼。これから、終わりのセラフの実験を始める」
クル「柊真昼の使いか、」
グレンは、Aを背におぶると吸血鬼を引き連れ、とある場所に向かう
、
、
、
「セラフィムよ、我に力を貸すがいい」
「貴方様になら喜んで差し出しましょう。」
未来は誰にも分からない
237人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
架恣箆(プロフ) - コメントありがとうございます!!今はテスト勉強で、更新が不安定なので、出来る限り頑張ります!!応援ありがとうございます!!(*´罒`*) (2015年11月24日 22時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
ペッコ部長(元グレイ) - めっさ面白いっすヾ(*´∀`*)ノこれからも楽しみにしています! (2015年11月23日 20時) (レス) id: 89e21f1fa1 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - 露九銃慈 キミエさん» ありがとうございます!!" カシノ"と読みます!楽しく読んでもらえて、嬉しいです!!!!! (2015年11月16日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
露九銃慈 キミエ(プロフ) - いつも楽しく見させていただいてます。失礼だと思いますが作者さんのかんじの読み方教えてくだい← (2015年11月16日 18時) (レス) id: d2062f01f7 (このIDを非表示/違反報告)
架恣箆(プロフ) - ワンにゃんこさん» オリフラはずしました!すいませんでした!!!!!!!!! (2015年11月8日 18時) (レス) id: 2057d9b4c3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:架恣箆 | 作成日時:2015年11月7日 23時