第壱日目 昼間 【竈門炭治郎】 ページ4
竈門炭治郎
まぁ、そんなこんなで始まったわけなのですが。
任務とかあるしなー。口説く時間なんてあるのだろうか(冷静)
あー。お茶が美味しい。
こんなにいいお茶なら、かすてらを買ってくればよかった。(大好物)
『おー。あそこの花綺麗に咲いたな』
「たしかに。綺麗ですね〜」
『雀も元気に飛び回ってるね』
「元気ですね!」
『うんうん、…ところでなんで炭治郎は普通に入っているのかな?』
「鍵空いていたので。不用心ですよ!Aさん」
『うん。そうか』
「お邪魔します。とは一応言いました!」
『お行儀がよくてよろしい!じゃなくて』
「はい!」
隣に座り目を輝かせて私を見る炭治郎
いや、そんな目を輝かせてもダメだよ
「今日はどうやったらAさんに好いて貰えるかなと思って。考えてもわからなかったので聞きに来ました!あとついでに御館様から文です」
文ついでかよ!
『正直なのはいいところだと思うよ竈門くん。でもね。私今のところこの話承諾してないからね?一応』
そう言いながら文を受け取る
「え、じゃあ俺を選ぶ可能性はないってことですか…?」
え、ちょっと待って、そんな目を潤ませて言わないでいじめてるみたいじゃん。
「俺の事、嫌いですか?」
『いや、あの、違くてですね。』
なんだか顔を見れなくなって庭の方を見て考える
違う違う、炭治郎を嫌いとかじゃなくてむしろ好きな方で、真面目で熱心だし、習得は早いしなんか変なところはあるけど真っ直ぐでいい子だって思ってるけど。
『…えーと』
もう一度炭治郎に向き合って顔を見ると
茹で蛸のように真っ赤な炭治郎
「Aさん、俺のことをそんな風に…!」
『え?』
『あ、声に出してました?私』
「はい!」
これはやってしまった。
恥ずかしい!
「じゃあ俺で決まりでいいですか?」
『いや、はやいはやい。』
「…っそうですか。じゃあ、今度はAさんに承諾を得られるように鍛錬してきますね。」
チュッ
手の甲にキスされた
「ではまた!今度かすてらを持ってきます!」
『え、あの、』
いつから
そしてあの妖艶な笑み
『不覚にもキュンとしてしまった』
_____
何やら面白いことをやっているようだけど、ちゃんと決めてあげるんだよ
『…御館様も乗り気なのかい。』
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燐(プロフ) - ひなさん» 宇髄さんことごとく不発ですね!笑 でも、そろそろ行動を起こすようです。私も好きです! (2019年12月12日 22時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 宇髄さんほぼほぼダメじゃないかぁ...そういう所も含めて好きなんだけどねっ (2019年12月12日 20時) (レス) id: e24aa52dc2 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - 名無し5472号さん» 「喜んでくれたようで良かった。」「名前を変えられないのか?そうか、まいぺーじ を開いて 右上の設定を押し ぷろふぃーる設定 から変えられないだろうか。力になれずすまん。」「また りくえすと してくれ。」 (2019年12月8日 11時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
名無し5472号(プロフ) - んわぁぁぁぁありがとうございますぅぅぅ どうしても名前の変え方が分からなくて…!!!錆兎かっこよすぎますぅぁあ (2019年12月8日 7時) (レス) id: 4ba81fc84d (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - エルとさん» 「えると ちゃんは渡しませんよ?特に冨岡さんには。」「…それは、えると が決めることだ。」「そんなんだから嫌われるんですよ?」「(心外)」「また、りくえすと 待っている」ニコッ (2019年12月7日 21時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燐 | 作成日時:2019年10月29日 17時