第肆日目 昼 【不死川実弥】 ページ16
不死川実弥
『ご馳走様でしたー!』
伊黒さんに奢ってもらい、そして暇になってしまった
「おい。」
『ん?』
ありゃ、不死川さんじゃん。なんでここにいんだろう
『偶然ですね〜ここで会うなんて』
そういう私を無視して不死川さんは言葉を繋ぐ
「俺以外に目も向けんじゃねぇっていっただろうが。」
それ承諾した覚えないんですけどぉ
ギュッ
優しく抱きしめられる
が
『ちょいちょいちょーいここ道の真ん中!!不死川さぁぁぁん?』
「うるせぇ。…ここじゃなきゃいいんだな?」ニヤッ
『は?』
そう言うとヒョイッ
ん?
浮いたぞ?
「捕まってろォ。」
飛ばすぞと言って屋根の上をぴょんぴょんし始めた
『まてまてまて高い高いうわぁぁぁ…』
お母さんお父さん今までありがとう チーン
____『し、ぬかと思っ、た』
不死川さんの家の縁側に座らせてもらう
「あ?こんなんで音あげんな」
『…で、なんですか急に』
「…伊黒と楽しそうに喋ってたじゃねぇかよ。任務はどうしたんだよ、あ"?」
『あー任務は誤報だったみたいで。』
楽しそうに喋ってたじゃねぇかよって、
『え、それって嫉妬ですか?』
「…るせぇよ。」
なんかこの人なんだかんだ可愛いよな
『甘味処はたまたま誘ってくれただけで、不死川さんと行きたくなかったとかじゃないですよ』
私が完璧なフォローをした。偉い偉い
「…じゃあ次俺が誘ったら絶対来いやァ。」
『もちろんですよ』
「…抱きしめても、いいか?」
『この間無理やり口付けしてきたくせに何言ってんですか』
「いいから、」
『はいはい、どうぞ』
「…」
ギュッと抱きしめられれば多分不死川さんの鼓動がめちゃくちゃ速いのがわかる
『緊張してます?』
「…そりゃァ惚れた女が目の前にいれば緊張もすんだろ。」
『惚れた、女』
あ、私?
パッと腕を離して不死川さんは言う
「他に誰がいんだよ馬鹿かテメェは」
『いや、まぁ馬鹿ではありますけども』
『少なくとも、きゅんきゅんしましたね。今のは』
「てかよォ、んだよ、そのきゅんてのは」
『あーなんでしょう。その人を見てると、もしくは触れてると鼓動が速くなるんです。もっとその人に触れたくなったりしますね』
『あ、私もう帰りますね。さよーなら!』
逃げよ。
「あ、ちょまて、」
…もっと触れてぇ。
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燐(プロフ) - ひなさん» 宇髄さんことごとく不発ですね!笑 でも、そろそろ行動を起こすようです。私も好きです! (2019年12月12日 22時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 宇髄さんほぼほぼダメじゃないかぁ...そういう所も含めて好きなんだけどねっ (2019年12月12日 20時) (レス) id: e24aa52dc2 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - 名無し5472号さん» 「喜んでくれたようで良かった。」「名前を変えられないのか?そうか、まいぺーじ を開いて 右上の設定を押し ぷろふぃーる設定 から変えられないだろうか。力になれずすまん。」「また りくえすと してくれ。」 (2019年12月8日 11時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
名無し5472号(プロフ) - んわぁぁぁぁありがとうございますぅぅぅ どうしても名前の変え方が分からなくて…!!!錆兎かっこよすぎますぅぁあ (2019年12月8日 7時) (レス) id: 4ba81fc84d (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - エルとさん» 「えると ちゃんは渡しませんよ?特に冨岡さんには。」「…それは、えると が決めることだ。」「そんなんだから嫌われるんですよ?」「(心外)」「また、りくえすと 待っている」ニコッ (2019年12月7日 21時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燐 | 作成日時:2019年10月29日 17時