検索窓
今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:79,980 hit

第拾陸日目 夜 【矢琶羽】微* ページ9

「緋魅華と言うのか?いい名じゃな。また、 りくえす と してくれ。」


※作者の都合上、順番を変えさせて頂きました。すみません!
__________


微* 矢琶羽




『すげぇ数だな、またまた。』



木から木に飛び移り鬼の頸を切る



『多くね』



「ほぉ、なんと野蛮な…」



『手に目ついてんじゃん!!!』



女らしからぬギィィィヤァァァァァァ!!!!という汚い高音が森にこだまする



光の呼吸 壱ノ型 月光驟雨(ゲッコウシュウウ)



「…美しい」



矢印に巻き込まれ一気に引き寄せられる



まずい、



『お!?』



なんだ、これ、重力が一気に来てるみたいな



衝撃で刀が落ちる



『しまった』



矢印に振り回され鬼の胸に飛び込む形になった



「どれ、瞳を見せろ」



『へ?』



「お前は、今まで見てきた女子の中で最も美しいな。」



『へ?』(二回目)



鬼は掌にあった目を元の位置に戻すと



私の目を覗き込んで言った



「…」



無言で近づいてくる顔



やばい、消される



そう思った時、



チュッ…



『ん!?』



口付けをされた



「口を開けい。深く出来ぬだろうが」



『え、ちょ…』



私が言い返そうとした瞬間に舌が割って入ってくる



『ん、ふ…』



鬼の熱い舌で何も考えられなくなっていく



『や、だ。って、』



目に涙を浮かべそう言われれば、



もはや止められるものでもなかった。



「もう一度、じゃな。」ニコッ



『…へ、やだっ、て、やめ、』



必死に抵抗するけど腕力で鬼に叶うはずがない



角度を何度も変え、休まず口付けをされ



息は上がりきっていた



『ハァッ…ハァッ、んぁ、…』



首筋を撫でられれば、柱とあろうものがなんと情けのない声か



だが、それ以上その手が進むことは無かった。



「…チッ 夜明けか。なんとも嫌な時に」



優しく頭を撫で



また逢う日までな。



そう言い残して彼は去っていった

お祝い 【かまぼこ隊】→←第拾陸日目 昼前【我妻善逸】*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (110 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
338人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リオ - 煉獄さんと千寿郎くんを書いてほしいです!激甘でお願いします! (2020年3月15日 14時) (レス) id: 20e3d4e7ea (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - お久しぶりです!アップルです!またリクエストいいですか?錆兎をお願いしたいです!よろしくお願いします! (2020年3月10日 0時) (レス) id: 34b6daf24f (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - 可能でしたら全キャラで難しかったら伊黒さん、無惨、富岡さん、宇髄さん若しくは煉獄さんのヤンデレ甘々の物をお願いしたいのですが大丈夫でしょうか?? (2020年3月6日 21時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
愛里(プロフ) - 炭治郎が夢主ちゃんに甘える話ってできますか?モチのロン激甘で★ (2020年2月27日 19時) (レス) id: 95c5af7e07 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 緋桜琥珀さん» ありがとうございます!! (2020年2月23日 19時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2019年12月7日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。