第拾伍日目 お昼過ぎ 【不死川実弥】 ページ6
「水無月。りくえすと ありがとよ。またしろやァ」
※ツンデレです
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不死川実弥
午後三時過ぎのこと。
不死川さんに甘味処誘われたから、しょうがなく行ってやったところ(嬉しかった)
『あ、蜜璃ちゃーん!!』
蜜璃ちゃんに遭遇した
「あら〜?Aちゃん!今日は不死川さんと一緒なのねっ!楽しんできてね〜!」
「うるせェ、甘味処にこいつが行きたいって言うから行くんだわ」
「あ、そうだったのねっ、いいわね〜!仲良くて!」
『え?不死川さんが行こうって…モガモガ』
口を塞がれた
「…?まぁ、楽しんできてね〜!」
「おう。」
『はーい!』
______
「…あそこだァ」
『おぉー!賑わってますね』
「ん。買ってくるから待っとけ」
綺麗な紅い番傘がある場所で待つことにした
「あれ、綺麗なお姉さん、今一人ですか?」
そう!何を隠そう私は綺麗なのだ。
いや、まぁ嘘だけどね。物好きだな
え、嘘だからね?
『あ、いや。人待ってるので』
「そんなこと言わずにさ、いいじゃん?行こうよ」
なんとも強い力で引っ張られ
『いや、本当に辞めてください。』
結構しっかり断ったはずなのに引き下がってくれない
『嫌だって、』
そろそろ殴ろうかなと思った瞬間
男の手首をギリギリと掴みひねりあげたのは
「俺の嫁になんか用かァ?」
ん?嫁?
「え、痛っ、…ってぇな!」
殴りかかってくる男を避け、腹に拳をくい込ませる
「グァッ…」
いつの間にか人だかりが出来ていた。
『ありがとうございます。』
優しいんですね。そう言うと
「あ?お前がさっさと断んねぇからだろ。馬鹿か」
『え、そんな言わなくても』
「…うるせェ」
『素直じゃないなぁ』
_______
屋敷まで送ってくれた不死川さん
『送ってくれてありがとうございました。』
「ん。」
『それでは。』
「おい。」
はい?
そう言って振り向くと
不死川さんが手を広げて待っている
『え?』
「ん。」
『…え?(二回目)』
「…チッ 来いっつってんだよ」
来いと言いながらも私を抱きしめに来る
ギュッ
『どうしたんですか。急に』
首元に顔を埋め、小さい声で言う
「…心配さすな、阿呆が」
『すみません。迷惑かけて』
「…おう。気をつけろォ」
やっぱり優しいな、不死川さん
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リオ - 煉獄さんと千寿郎くんを書いてほしいです!激甘でお願いします! (2020年3月15日 14時) (レス) id: 20e3d4e7ea (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ - お久しぶりです!アップルです!またリクエストいいですか?錆兎をお願いしたいです!よろしくお願いします! (2020年3月10日 0時) (レス) id: 34b6daf24f (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - 可能でしたら全キャラで難しかったら伊黒さん、無惨、富岡さん、宇髄さん若しくは煉獄さんのヤンデレ甘々の物をお願いしたいのですが大丈夫でしょうか?? (2020年3月6日 21時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
愛里(プロフ) - 炭治郎が夢主ちゃんに甘える話ってできますか?モチのロン激甘で★ (2020年2月27日 19時) (レス) id: 95c5af7e07 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - 緋桜琥珀さん» ありがとうございます!! (2020年2月23日 19時) (レス) id: 47c47f0224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:燐 | 作成日時:2019年12月7日 21時