□＿1. ページ1
.
『どもーっ！ 二年ぶりに帰還したGLW、五条周ですっ……てあれ、お邪魔だった？？』
「「！！」」
「五条さん…？！」
『やっほー、後輩共』
「……漸く帰ってきたか。無事で何よりだ」
『大丈夫だよ。私、最強なんで』
私の名は五条周。死んだと思ったら五条悟(♀)に成り代わっており、呪術世界か？と思ったら引き金世界だった。
どっちにしろ現実で生きるには最悪な世界だが、五条成り代わりということでとんでもなく強い。
トリオンなんて測定不能だし、才能ヤバいし、サイドエフェクトなんて六眼みたいなものだし。
そして本日は私ともう一人のオペレーターと共に二年ぶりに近界からの遠征に帰ってきていた。
シャバの空気は美味いぜ…。
『あと、なんかお取り込み中ぽかったし、後でまた来ることにしますねー』
「いや、その必要は無い。太刀川達も遠征の報告だ」
『あっそ。ならいいや。はい、コレ。アッチのトリガー二十個とブラックトリガー八個の計二十八個。上々でしょ』
「ノーマルトリガーが二十にブラックトリガーが八つだと！？ 大収穫じゃないか！」
「うおっ、やっぱすっげーな周さん」
『まーね！ 舐めるなよォ？』
それよりも、このメンツだと空閑遊真のブラックトリガー争奪戦か。
あんま内容覚えてないけど、悠一達が勝つことは知ってるから今回は手を出さないでおこーっと。
「そうか…この度の遠征、良くやった」
『いえいえー、んじゃ私はこれで──』
「いや、待て」
『ん？』
なんで引き止め＿おい、まさか私にトリガー争奪戦に参加しろとか言わないよね？
嫌だよ。もうベッドにダイブしたいんだから。
『まだ何か？』
「玉狛に近界民が入った」
『ふーん。で？』
「しかもその近界民は黒トリガーを持っている。この後、太刀川達と共に争奪に向かえ」
『えー、まあ気分が乗ったらやりますよ』
「……」
近界民なんてそこら中にいるんだし別にいいでしょ。
『そんなことよりも、私は一刻も早く疲れを癒す為にマイホームに帰りたいんでね。んじゃ、失礼しまーす』
「えー！ 周さん、ランク戦しましょうよー！」
『私の休息に邪魔をしたらそのトリオン体破壊するからなー』
「それはゴメンだわ」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 736人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こば(プロフ) - めちゃくちゃ大好きです！最高！！！ (3月28日 20時) (
レス) id: ec357d9ef4 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇ(プロフ) - 文の書き方が好きです！これからも頑張ってください！！ (2022年5月12日 19時) (レス) @page12 id: 73bbb4d5f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 更新頑張ってください。早く続きが見たいです。 (2022年4月23日 23時) (レス) @page9 id: f8c9fe1d36 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - とても面白いです！ぜひ更新再開お願いします！いつまでも待ってます！ (2022年3月31日 20時) (レス) @page9 id: 105efbdf0c (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 続きが気になります！！更新再開の予定はありますか！？楽しみにしてます！頑張って下さい！！ (2022年3月12日 21時) (レス) id: a2b06cd108 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雄里
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時：2021年10月13日 15時
