2.Wエースの上司様【名探偵コナン】

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松田刑事が言った「プロに任せな」という言葉。
どういう事なのだろう……そう言えば松田刑事って良く機動隊の萩原さんと霞洲警視と一緒に居るのを見る。



「ねえ高木刑事」


「ん？ 何かなコナン君」


「松田刑事って前は何処に所属してたの？」


「松田さん？ 彼は霞洲警視の後輩で、元機動隊爆発物処理班に所属してたんだよ」


「！ そうなんだ」



でも、因縁ってなんだ？
萩原さんも絡んでるみてぇだし……そう言えば３年前、杯戸ショッピングモールと米花中央病院に爆弾が設置されていたニュースがあった。


確か日にちは…今日と同じ11月7日。
萩原さんも絡んでるってことは、多分以前にもう一回仕掛けられていたのだろう。


そして上の方から声が聞こえ、どうやら機動隊からの処理道具が届いたようでこちらに降ろすようだ。
すると松田刑事が俺を見てきた。



「坊主」


「坊主じゃないよ。コナンだよ」


「コナン、今から処理道具が降りてくるが、大人の俺が上に登れば一瞬でお陀仏だ。……頼めるか？」


「…うん！」


「よし」



松田刑事に肩車をしてもらい、登ると機動隊の人達から送られてきた処理道具を慎重に降ろしてもらい、キャッチする。



「松田刑事、届いたよ！」


「おう、ありがとな。こっから俺の番だ。頼むぜ伊達」


「任せとけ」


「あ、待って松田刑事」


「どうした？」



俺は腕時計型ライトを腕から外して松田刑事に渡す。
松田刑事は訝しげな表情をする。



「これは？」


「腕時計型ライトだよ。暗いからこれ使って」


「そうか…有難く使わせてもらう。ありがとなコナン」


「うん。頑張ってね、松田刑事」


「！…ああ」




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