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[06].不審人物 ページ6

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『よし、出来た…!』



今日は学校が事情により休みで、恵君達は学校なので暇を持て余していた。
と言っても本来私は今年受験生なので受験勉強という手もあるがもう午前中に今日のノルマは達成している。
そんな訳で私はシュークリームを作っていて、先程丁度出来たのだ。



「おっ、Aちゃん。 美味しそうなシュークリームですな。一個貰ってもよろしくて??」


『姉さん…』


「その顔はオーケーという顔だね。 そんじゃいただきまーす」



そう言って姉さんは作ったばかりのシュークリームを食べ始める。
まあ、毒味というか味見してもらえるのはありがたい。
そんなこと考えて食べたわけじゃないと思うけど。


『味はどう?』


「めっちゃ美味いよ。 これ、恵君と津美紀ちゃんにあげるの?」


『うん、いっぱい作ったしね。 この後持っていこうかなって』


「じゃあ余った分はお姉ちゃんの──」


『いや、友達に』



私がそう言うと姉さんは後ろで四つん這いになり落ち込んでいる。
いつもの事なので私は放っておき、シュークリームを箱につめる。


『それじゃあ行ってくるね』


「帰りにコーラを」


『自分で買ってきて』



私はそう言って家を出た。
早く二人に食べてもらいたいな、と思いながら伏黒宅に向かうと白髪高身長の男子が恵君の前に立ちはだかっていた。



『め、恵君…?』


「お、お姉さん…」


「だれ?」



それこっちの台詞です。




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ドルチェ - 恵くんかわええ…!尊いが渋滞してる…面白かったです!続き待っています! (2021年4月18日 10時) (レス) id: c0f67cbf6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雄里 | 作成日時:2021年3月27日 1時

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