検索窓
今日:1 hit、昨日:40 hit、合計:313,305 hit

「_5_」 ページ5

.





「なにダビデ臭って」


『こう…人間性クズ的な…??』


「初対面なのに酷くない?」


「先輩、正解です」


「恵!?」


『ところで恵君、この怪しさ満載な人に誘拐でもされたの??』


「まあ、そんなところです」


「恵! 嘘つかない!!」



もー話が進まない! と、目の前の目隠しした人は包帯を外す。
立っていた髪はフサっと下に流れ、カカシ先生みたいな髪からふわふわそうな髪へ変化した。
にしても、



『まつ毛すご』


「そこ??」


『いやぁ…だって、ねえ?』


「あー、うん。まあな」



もう美形は間に合ってます。
正直、カルデアに居たメンツの方が人間超えた顔面偏差値すぎて慣れたって言うか…だって、ほら特に古代王ズや円卓が…ねえ??

あんな顔面宝具達と常日頃一緒に居たらビクともしないと思います。
隣にいるニキも神の血引いてるからカッコイイし。



『正直、どんな顔面国宝なイケメン見ても動揺しない自身はあります!』



「そんな元気に言われると流石の僕も傷つく」



『王様とファラオ、円卓と蘭陵王とかに比べたら──』



「馬鹿、アイツらと人を比べんじゃねえ。可哀想だろ」



『それもそうか』



「何故だろう。僕の心は深く傷つけられた気がする」



「(五条さんを超える顔面偏差値…少し見てみたいな)」



「って脱線したけど…なんで君、特級呪霊と一緒にいる訳?」



『特級…呪霊?』



ってなんぞや。



「あれ、知らないの? 」




特級呪霊__そもそも人の負の感情から出たものが具現化? したようなもの、つまり私が見えていた「変なもの」が呪霊…言わば呪いの塊。
特級とはその呪霊の強さの中で最も危険かつ祓わなければならない存在らしい。



『…その特級呪霊が』


「そう、君の隣にいるヤツ。そんでもって僕は呪術師の中で特級呪術師なんもんで、絶対に祓わなければならない」



『っ…彼はその特級呪霊なんかじゃない!! 私の大切な仲間でサーヴァントだ!
英雄である彼を…皆を呪霊とか言う存在と一緒にしないで』






.

「_6_」→←「_4_」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (322 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
758人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 宿儺はアレンジで鯖にしたのですね!とても面白いです! (2022年1月12日 17時) (レス) @page50 id: 6865e96490 (このIDを非表示/違反報告)
むくろ(プロフ) - 宿儺とはどうやって知り合ったのか? (2021年12月27日 2時) (レス) @page1 id: 174613f474 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 雄里さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年11月1日 14時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
美織 - めちゃくちゃ面白いです。FGOと呪術のクロスオーバー好きだけど少ないのでとっても楽しみにしてます。更新がんばってください! (2021年9月2日 8時) (レス) id: f1dbde919a (このIDを非表示/違反報告)
椏葵 - ソロモン見たんですか?いいなぁ〜(・∀・) (2021年8月3日 16時) (レス) id: 6d1560da95 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雄里 | 作者ホームページ:https://twitter.com/Yuri_Asum  
作成日時:2021年2月20日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。