今世は一般人として過ごしたいです【REBORN】

第3話〔雲雀恭弥〕 ページ5

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　休日、今日は父さんの親友が来るらしい。
なんでもこの街を統べる風紀財団のトップだとか。
風紀財団とはなんぞや。

　にしても私の家はかなりの豪邸で日本家屋。
前世でも日本家屋だったので落ち着く。
フローリング苦手。


「それじゃあA、もしお父さんのお友達にあったらちゃんと挨拶するのよ？」


『はい』


　そう云って母さんは父さんのところに向かった。
却説、どうしようか。
何して遊ぼう。

　この桜が満開の園庭を見ていようか。
…綱吉君と遊ぶ約束でもしてれば良かった。
会いたい症候群になりそう。


「ねえ」


『なんですか、今考え事して……え？』


　声をした方向を見ると黒髪、黒目の美形少年がいた。
え、誰の家の子ですか？


「君、ここの家の子でしょ。 僕、初めて来たから案内してくれない？」


　あ、この子父さんの親友の子か。
こんな美形な子供なら親は嘸かし美形なんだろう。


「聞いてる？」


『あっうん』


　私は少年に家を案内した。
ん？ そう云えば名前を聞いていなかったな。


『自己紹介がまだだったね。 私、近松A。 君は？』


「…雲雀恭弥」


『恭弥君ね』



　それから縁側に座り、好きな食べ物や誕生日等を聞いた。
この子、ル○ィやゴ○とかと一緒なのか。

　というか私の誕生日の次の日とか運命感じるね！ って真顔で云ったら殴られた。
暴力反対。

　私の場合は精神的に追い詰めてからやるね()
それと恭弥君はどうやら群れるのが嫌いらしい。
その年で群れるのが嫌いて……何があったんだ((



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