第捌話*水が一滴 ページ8
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今日は同じ鬼殺隊の柱であり、幼馴染みの花山院Aの屋敷に来た。
屋敷の中にある庭には一年中綺麗な桜達が咲き誇っている。
冨「………」
『義勇、さん。 茶菓子とお茶を持ってきましたので食べませんか?』
冨「…ああ」
Aは俺の隣に座り菓子などが入ったお盆を俺との間に置いた。
俺は湯呑みを手に取り前を向いた。
冨「A、今度何処かに出掛けないか」
『え……? 』
Aは驚いた顔で俺を見た。
俺はこの為にお館様に許しを頂いて誘ったのだ。
いつかまた、幼馴染みの愛らしい笑顔や感情、表現を見るために。
『……いいのですか?』
冨「ああ。 良い気分転換になるだろう」
Aの顔はパッと明るくなった。
『…ありがとう、ございます』
それから、Aと何処に行くか、いつそこに行くか等を話し、一日があっという間に終わった。
『お誘い、本当にありがとうございました』
冨「ああ」
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るる - ↓それな (8月9日 20時) (レス) @page19 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
ユーフォニアム吹きの少女 - ↓↓↓↓それわかる (2020年8月3日 10時) (レス) id: 4438656c34 (このIDを非表示/違反報告)
癸 - お話もそうなんですけど、背景もとてもステキでした!!!!!!。 (2019年11月30日 15時) (レス) id: f1169e14c2 (このIDを非表示/違反報告)
孤爪林音 - 運命 (2019年11月10日 15時) (レス) id: 4b0806f6a3 (このIDを非表示/違反報告)
にゃ(プロフ) - 更新楽しみにしています!大好きな小説のひとつです! (2019年10月13日 14時) (レス) id: 2a13604db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雄里 | 作成日時:2019年10月9日 23時