白鳥沢学園のマネ【ハイキュー!!】【白鳥沢学園】【逆ハー】 (ページ38)

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及川「ごめんね。急に」

『ううん、平気だよ
それで？話は？』

及川「俺、Aちゃんに悪いことしたよね
ほんとにごめんなさい！！」

頭を下げてくる及川徹

『………』

及川「俺はAちゃんの立場と
バレーに対する思いの強さ。そして
俺達を支えてきた仲間だったのに俺は！！」

『もう、………いいよ』

及川「それって！」

『気にしてないから。
しかも、私がここに入れていることは
私が変わるきっかけになった事でもあるし

今の私が居られているの

及川が居なければ私はここにはいない

及川のお陰でもあるんだよ？？

ありがとね』

及川「！！」
(何故、彼女はどこまでも心優しいんだろう)

『確かに昔のことがあって
関わりずらいこともあったし、
なんて接したら良いのか全く分からなかった

だけど、
自分では心残りがやっぱりあったんだなって思った』

及川「……うん」

『だけど、そんな仲に
あなたが私の前に来た

真剣な表情で。
私は何故か離したら行けないなって思って

及川にまた、救われちゃたね』

及川「！！……そっか」

『私、仲直りがしたいな〜…
及川がどう思ってるか分からないけど』

及川「俺も！俺も仲直りしたい」

『ふふ…あなたも一緒だったんだね

及川、私とまた
関わろうとしてくれてありがとう

及川が愛される意味がわかるなー…ふふ』

及川「俺だって分かるよ
Aちゃんが愛される理由が

誰よりも自分をみてくれ
誰よりも自分の事を思ってくれて

辛い時には傍にいるんだもん

そんなかっこいい人を手放した俺は馬鹿だよ」

『やっぱり、あなたもまた子供だね』

及川「俺達同い年！！」

そうやってふざけられるのはひさしぶりで
笑みがでちゃう

『及川、ううん。及川徹さん
こんな私ですが仲直りしてくれますか？』

及川「うん！もちろんですよ！
姫崎Aちゃん！」

及川「あ。おれのこと名前で呼んで欲しい」
『おいかわ』

及川「いや、苗字じゃなくて…徹って」
『…考えとく』

及川「牛若の時もこんな風だったの？」
『こんな風って？』

及川「……ううん、なんでもないや
やっぱりAちゃんも、まだ子供だね」

『岩泉に絞めてもらうから』

及川「いや、まじ勘弁」