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五色「先輩にそんな過去が…
俺、知りませんでした。先輩はそんな事1度も!」
瀬見「言えなかったじゃなくて、
言わなかったんだろうな。
”私の人生は私で切り開く”って言う奴だぜ?」
大平「強がらなくていいのにな
弱音をはいてもいいのにな」
五色「おれ、及川徹が憎いです」
天童「まぁまぁ、落ち着いて…って
言っても落ち着けないか〜
でもね、工
姫ちゃんを白鳥沢に来させたのは
若利くんのおかげなんだよ、知ってた〜?」
五色「え?」
川西「あ、おれ、ここから知ってます
泣いていた先輩を連れてきて
急に言ったんですよね
【こいつは
俺達を全国に行かせてくれる大切なメンバーだ】って」
瀬見「あぁ、懐かしいよなぁー……」
大平「あれは誰でも驚くよね
Aは泣きながら息切れしてて
でも、若利はそんな彼女とは逆に
無表情でこの言葉を言ったよな
ほんとに急だった」
天童「ねぇ、もしこの事件がなかったら
姫ちゃんは幸せだったと思う??」
川西「……俺は分かりませんが、
俺は……前よりも先輩は…ここに来て
笑うようになったと思います。そして、
俺は先輩がここにいなかったら嫌です」
天童「!!……へぇー、じゃあ、工は?」
五色「俺は先輩が
とても、今を幸せに過ごしていると思います!
マネージャーって確かに力仕事だし
辛いことが多いことがあると思う、だけど!
俺が支えていきます!
支えてみせます!!」
大平「よく言ったね。ありがとう
Aの事を信じてくれて愛してくれて
ありがとな」
五色「!!…はぁい!」
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作者名:楓子 x他1人 | 作成日時:2020年1月13日 22時