【忍たま】西方に有る聖人と全員出動大作戦

18話~見えない所で成長~ ページ19

　
　

　


貴方「ほんと！？ありがとう陣左お兄ちゃん！！」






ｷﾞｭｯ




飛び付いてきたAを受け止めてそのまま抱え上げる








高坂「珍しいAからの頼みだからな、組頭も納得してくれるだろう」




貴方「わーい！もしこれで納得してくれなかったら組頭諸共忍軍全員の陰嚢潰してた所だったよね！」









私の下半身がヒュンッてなったのも無理はない






笑顔で怖いことを言う……がそれも将来脅しや尋問として使えるだろうから良い事だな、うむ！流石Aだ




　


山田「えぇ……ホントに良いのか？」




高坂「なんだ貴様、Aのせっかくの申し出にイチャモンをつける気か」



貴方「攻撃しようとするなって言ったばかりでしょ陣左お兄ちゃん、怒るよ」



高坂「スマン……」







　



自分で言うのも何だが、俺は自他ともに認める程Aを猫可愛がりしていて特にAに弱い




その次に尊奈門がAに弱いのだろう





　


仕方ない、Aは素直で可愛く愛らしいのだから







貴方「取り敢えずお願いだから忍術学園の皆を傷付けるのだけはやめて




じゃないと僕は自分で傷を作る






僕は死ぬよ、本気で」







高坂「！！」



山田「A……！」





　


　



貴方「組頭によろしく伝えて置いてくれないかな？忍術学園と仲良くしておいて損は無いよって」



　




高坂「………あぁ、分かった」




　


　

私の頬に手を当てて何時ものように笑顔で何事もなく告げるA




……他者や同年代との交流、そして満足な忍術を学ぶ為と仕方なく忍術学園へ入学させたが




Aがここまで拘るなんて




　


　


　


　



でもまぁいい、結局最終的にAが帰って来るのはここで一番のAの居場所はここなんだ



何の不満もないだろう






　


　


　


Aを地面に下ろして頭を撫でる



　



　


　

貴方「んへへ……んじゃあ山田先生そろそろ僕達も行きましょう、良い子達が心配です」



山田「あ、あぁ……じゃあなタソガレドキ忍者よ」









そして音となく消えていったAと教師





AもAで成長してるんだな








　



　



　



諸泉「っ待て！！！」




雑渡「追いかけるな、尊奈門」







！組頭が合流なさった、Aからのお願いを言わねば……！！

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