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たんぽぽが5 ページ6

というわけで大型ショッピングモールに来ました。


今日は休日ということで人が多いなぁ……。


まずは日用品を買いに行くとしようか。



善逸「うわぁ……凄く栄えてるなぁ……」


『都会の中でも田舎の方だよ、私の所は』


善逸が口をぽかーんとしている。


その口に人参入れてやろうか?



善逸の居た所はまだショッピングモールとか無かったのかな?


歴史知識が無さすぎて分かんないけど。


『歯ブラシ何色がいい?』


善逸「黄色のがいい」


『黄色好きなの?』


善逸「いや、ただ……爺ちゃんがくれた羽織の色だから」


少し暗い顔をした善逸。


闇があるのか、このたんぽぽにも……。




『なら、黄色で揃えたいね』


私は手当たり次第、黄色の日用品をカゴに入れた。


支払いを済ませて店を後にした。





「ねぇ……あの男の子」

「確かに似てるよね……」


道行く女子たちが善逸の方を向いてヒソヒソ話していた。

その様子は顔を赤らめて興奮してるようだった。


何たんぽぽに興奮してんだよ。




たんぽぽに興奮すんなら牡丹の花にでも興奮しとけ……そう、何も知らない私は思った。



すると善逸は私の裾を掴むと、


善逸「俺、厠行きたいんだけど」


そう言ってきた。




『かわや?』


何やそれ。


私はSiri江ぱいせんに聞いた。


「こちらが見つかりました」



厠=便所


『あぁ、便所の事ね。そこの角を曲がってすぐだよ。

私はここで待ってるから行ってきなよ』


私は本屋を指差して言った。



ここの本屋見ないうちに広くなったな……。


私は店内をうろうろしてると、ある本が目に入った。


【大人気!鬼滅の刃!新刊登場】


鬼滅の刃?

堂々と店に並んでる本を手に取った。


『……え、』




その本の表紙には善逸に似た少年が描かれていた。



『嘘だろ……』

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エナ(プロフ) - ゴリラとたんぽぽの恋愛も一味違って、イイね👍 (1月1日 22時) (レス) @page34 id: 5755aafd19 (このIDを非表示/違反報告)
ごんざれす - ごめんなさい笑不覚にも、「納豆ご飯の納豆がないみたい」ってとこにツボった笑 (5月14日 12時) (レス) @page29 id: f270d4d256 (このIDを非表示/違反報告)
骨の皮スネア(プロフ) - げんやんの細胞さん» こちらこそ、ここまでお読みいただきありがとうございます! (2020年11月22日 12時) (レス) id: fc01cbb441 (このIDを非表示/違反報告)
げんやんの細胞 - 完結おめでとうございます!!最後までギャグ線と感動を掛け合わせていた感じが大好きでした...素敵な小説ありがとうございました!(o^^o) (2020年11月21日 19時) (レス) id: 413fb8b5dd (このIDを非表示/違反報告)
骨の皮スネア(プロフ) - げんやんの細胞さん» えへへへへ((嬉しいお言葉ありがとうございます!! (2020年11月20日 22時) (レス) id: fc01cbb441 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:骨の皮スネア | 作成日時:2020年4月30日 11時

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