炭治郎と６３ ページ16
蕨姫花魁「……A」
Aは蕨姫花魁に名を呼ばれ振り返った。
しかし、そこには……
『上弦の……鬼……！』
気付いた時にはもう遅く、Aは帯の中に囚われてしまった。
堕姫「悪く思わないで、」
堕姫の顔には哀しみが浮かび上がっていた。
Aが目覚めるとそこには、沢山の人々が帯に捕らえられていた。
その中には、善逸の姿もあった。
『善逸！！』
Aが声を荒げる。
しかし、眠ったように返事がなかった。
Aは内側から薙刀で攻撃するが、
『どういうこと……この帯、中から攻撃しても破れない……』
「御名答」
その声は人型ではなく、帯が喋っていた。
『帯が喋ってる、』
若干引き気味で答えるAに帯は不機嫌そうな顔をする。
「この帯の中で声が出せるなんて大したものね。アンタの帯は他のやつよりも頑丈よ。絶対に内側からは傷一つもつけられない」
『何が目的、こんな帯の中で力を蓄えようとしてるの？』
「そうよ、そして、美しい女は美味しいみたいだしね」
だんだんと帯の中に居ると力が吸いとられていくようだった。
『…………力が、出せない……』
そのままAは意識を手放した。
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骨の皮スネア(プロフ) - アリィさん» 教えていただき、ありがとうございます！！直しました！ (2020年1月27日 21時) (
レス) id: fc01cbb441 (このIDを非表示/違反報告)
アリィ(プロフ) - 堕姫の『姫』が鬼になってますよ！ (2020年1月27日 21時) (レス) id: 70f76cfc4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：骨の皮スネア | 作成日時：2020年1月16日 19時
