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/ Taiga
『 1ヶ月間、ありがとう 』
「 …うん、こちらこそありがとう 」
『 …最後に、俺からサプライズがあるんだけど。
ちょっと待っててもらってもいい? 』
「 サプライズ…? 」
近くのベンチに座ってスタッフさんに預けていた物を取りに行く
ずっと、最後にしようと考えていたこと
それは
『 お、ギターや 』
「 うん、聴いて欲しい曲がある 」
是非聴かせて欲しい、なんてAらしい返答を貰って
今日の日のために用意していた曲を歌う
" 俯くその横顔もふと見とれてしまうから "
アコースティックバージョンのこの星のHIKARI
今日の為に、いっぱい練習して。ジェシーにも聴いてもらって
Aの心に響けと願いながら一生懸命披露する
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『 …どうでしょう!俺からのサプライズは! 』
「 うん、うん…凄く素敵。ありがとう 」
『 ふふ、泣かないでよ…、おいで! 』
最後のフレーズを弾き終わり、Aを見ると涙を流して拍手をしてくれていた。ホロホロと涙するAはすごく綺麗だった
おいで?と両手を広げたら、素直に抱きついて来てくれて
ぎゅーっと音が鳴るくらい、この感覚を忘れないようにと抱きしめる
『 …伝えたいことがある 』
「 …なに? 」
『 …俺と、付き合ってくれませんか? 』
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作者名:お茶っぱ | 作成日時:2021年2月28日 3時