130話 ページ35
｢だから、もう少し考えてから動くべきだって言ってんだ｣
｢ならどうしろと？時間が経つにつれ被害者は増えるだけだろう｣
｢そうだとしても！……危ないじゃないか、シノとヒースが動けない以上｣
｢だから、そんなことを言ってる場合じゃない。私たちの役目は｣
｢役目役目うるさいんだよ！守りたいと思って何が悪いんだ｣
｢悪いとは言ってない。ただ私たちは守る側の……｣
そこまで言ってオズさんはフィガロ先生の肩から手を離しため息をついて顔を背ける。私たちに気づいたみたいだ。
廊下でなんの言い合いをしてたんだろう？
｢あの…フィガロ先生…オズさん、大丈夫ですか？｣
｢……シノに会いにきたんだね、今起きてるから部屋は自由に出入りして。俺はオズと話があるから｣
｢は、はいっ｣
大丈夫って言ってくれなかったから大丈夫じゃないんだ。｢私はもう話すことは無い｣とそっぽ向くオズさんを引っ張ってフィガロ先生はどこかへ歩いていった。
その日の夜、私とミチル、そしてリケの3人はクロエの部屋に招かれる。
クロエの部屋にはオズさんとフィガロ先生とネロさん、部屋の主のクロエが待っていて…フィガロ先生だけ暗い顔をしてるけど…まだ大丈夫じゃない、のかな？
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灯油マン(プロフ) - るゆさん» ありがとうございます！早起きですね！4もありますよ！ (2021年12月5日 8時) (
レス) @page50 id: 3428c02407 (このIDを非表示/違反報告)
るゆ - 3終わりましたね……めっちゃやばかったです、過去編が楽しみすぎる。4が出るのを楽しみに待ってます！ (2021年12月5日 7時) (レス) @page50 id: 360678e429 (このIDを非表示/違反報告)
灯油マン(プロフ) - るゆさん» ありがとうございます！面白いと思い続けて貰えるように頑張ります！！ (2021年11月30日 12時) (レス) id: 3428c02407 (このIDを非表示/違反報告)
るゆ - 灯油マンさん» いえいえ！こちらこそ、語彙力がないので上手く感想を口にすることが出来ないんですけど、読んだら感想を言いたくなるお話なので… (2021年11月30日 5時) (レス) id: 360678e429 (このIDを非表示/違反報告)
灯油マン(プロフ) - るゆさん» お久しぶりです！！ありがとうございます。わたしもなかなか更新できてませんでしたので！いつも本当にありがとうございます。 (2021年11月29日 9時) (レス) @page2 id: 3428c02407 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灯油マン | 作成日時：2021年8月1日 11時
