私のオッパ達【BTS】

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朝トイレで目を覚まして廊下を歩いていると、キッチンから光が差した。




まぁ。作れる人なんてバンタンには俺しかいないから、昨日来た子なんだろうな。







キッチンに近づけば、ほのかに香る美味しそうな匂い。











ヤバイ...お腹空いた。





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俺が日本人と関わりたくないのは、両親が日本に良い印象が無いからだ。





俺が防弾少年団に入って日本デビューが決まった時、両親からものすごく心配された。




「日本デビューなんて認めない」
「日本に行ったって有名になれない」





これは決められたことだからと言って、
仕方なく両親から了解を得た。











そして日本デビュー当時。





ライブは韓国と変わらなかった。




ものすごく楽しくて、日本は良い所だと感じた。










でもその言葉を両親は認めてはくれなくて。




「日本デビューは認めたが、日本を好きになるのは認めない」




そんな圧があった。







だから、俺は日本を。日本人を好きにはならない。そう固く決めたんだ。












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なのに、小さな体で一生懸命キッチンに立つ彼女の後ろ姿は、すごく愛らしい。





声をかけたら、



彼女は驚いた顔で振り向く。








「ジンさん...」




日本語でそう言った。






JN「こんな時間からなにしてる？」


不慣れな日本語で問いかける。




「えっと...朝ごはんを.....」





聞かなくても分かってたことなのに、何故か俺は聞いた。




JN「あっそ」






























JN「美味しそうだね」










「え？」












日本は嫌いだ。




好きになってしまったら両親からの信頼は無くなる。













でも俺はもう大人だ。










自分の意思で進まなくては。




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