第14話 ページ16
os side-
Aがコネシマ達と笑っている。バカか、あいつらは。
嘘はついていないと言ったが、信じているわけではない。
ht「顔が怖いよ。オスマン。」
Aを見ていたらいつの間にか睨んでいたらしい。
os「ひとらんは信用しているんか?」
普段閉じている目を開く。そんな俺に屈さずひとらんは、しっかりと俺の目を見ていた。
ht「信用はしてるよ。一応ね。」
少し含みのあるいい方をしてひとらんはそう言った。それでもひとらんの顔は厳しい。
os「と言うと?」
ht「俺はね。Aじゃなくて、皆を信用してる。グルッペンが仲間にした。それだけで俺には価値があるんだよ。」
仲間を大事にするひとらんらしい。だがそれだけでは俺はAを信用出来ない。
os「ずっと黙ってるエーミールはどうなん。」
俺は柱の影に隠れていたエーミールに声をかけ、柱から出てくるエーミールを見る。
em「バレましたか。二人共、陰口はいけませんよ?」
em「フフッ。どう、と言いましたか?
……………私は自分で見たものしか信じないので。」
os「つまり信じていないと?」
em「………さあ、どうでしょうね。」
em side-
オスマンさんの質問をはぐらかしてしまいました。でも人は見た目や、印象で決めつけてはいけないと思っています。
ゾムさんもそうでした。初めは暗殺者だと聞いて怖がっていましたが………今では軽口を叩ける仲です。
Aさんですか………。一度二人だけで話してみたいですね。
em「楽しみやなぁ。」
cn side-
エーミール達がなんか面白い話をしているのを聞いてしまった。
(ふーん。なるほど。)
俺は今まで少し長期の研究をしていて、まだAを見たことがない。
終わった終わったと思い、出てくるとあの話。俺の初めての後輩は怪しい奴らしい。
俺も初めの頃は怪しまれた。もと研究員、今詐欺師なんて怪しさ満載でしょ?
でも俺より先に大先生が詐欺師として入ってたらしい。今はもう辞めてるけど。
だから今回の奴も大した事無いはずや。皆すぐに仲良くなれる。
なのになんであんなオスマンは信用してないんだろうか。
まあいい。自分で話してみればいい事だ。するとAらしき人物を見つける。
cn「めんつゆ飲ましとけば良いやつか悪いやつか分かるっしょww」
俺はお茶に似せた麺つゆをもって、期待の新人のもとへ向かった。
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人格 変動なし
今回は皆との関係性を少し書きました!
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ザックザク(プロフ) - 夢みた猫さん» コメントありがとうございます！！読んでいただいて本当嬉しいです！！！元気になりましたwwほんとありがとうございます！！！ (2020年5月19日 14時) (
レス) id: 4500345d4c (このIDを非表示/違反報告)
夢みた猫(プロフ) - 更新ありがとうございます！私は初コメですが、楽しく読ませてもらっています！他の方にはなかなかない設定なので内容はなんとなくではありますが覚えているので大丈夫です！これからも楽しく読ませていただきますので、頑張りすぎない程度に頑張ってください！ (2020年5月16日 14時) (レス) id: 1ac7f0a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ザック(プロフ) - かなとさんありがとうございます!気付きませんでした。 (2019年10月17日 20時) (レス) id: 4cb8e8b04b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月17日 20時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ザック x他1人 | 作成日時：2019年10月17日 20時
