私の被害妄想彼氏。 (ページ15)

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ｃｈａｐｔｅｒ１３ページ15

「海だ～！」
今、私達は海に来ている。

私は買いたてのビキニ。
「うわ～焼けそう……。」って！日焼けを気にするんじゃなくて楽しむって、決めたんだ！
よし！今日は楽しむぞ～！

「Aちゃん、ジュース飲む？」
修司くん、あなた意外に筋肉ついてるのね…！
ちょっと鼻血でそう……。

「ありがとう」
私は笑顔でジュースを受け取ったが、顔はほてったまま。
恥ずかしいので、海で泳ぐことにした。

「うわっ！つめたっ！」
夏はこれだな～。
と、思いながら、海につかっていた。

「うわぁぁぁぁぁ！！」
……修司くんの声。
嫌な予感がする…。

「慎二！お前どうしたんだ！病気か！？」
こんがり焼けた慎二くんを見て、いきなり「病気だ！」と、言い放った。

「そうだ。悪性のクラゲに刺されて……。俺はもう長くは生きられない。」

……慎二くんものるなって！！
よく見ると、私も少しだけ日焼けをしている。
嫌な予感がする……。
私の予感は、的中したようで、修司くんがこちらに近づいてきた。

「Aちゃんもクラゲに刺されたの？」
修司くんは、私に近づくなりそう言った。
「くそう、一体どうすれば……。」