40話 ページ49
A side
どれぐらい逃げただろうか
物陰に隠れても相手は神
力には天と地の差しかなかった
ボロボロになった足で走れる限り走る
後ろから神の笑い声が聞こえるが今はどうでもよかった
神「あれれぇ〜？さっきの威勢はどこに行っちゃったのかなぁ？？」
「........」
神「シカトかよ.....面白くねぇなｯｯ」
そう言うと神はいつの間にか私の前まで来ていた
神「ちゃんと私の言うこと聞いてたら離してあげてたんだよ？」
「.....自業自得ってか？」
神「そゆこと〜！」
....
.....
......
自分でもわかってる
そろそろ体が限界ってことも
どうやって逃げようか
そればかり考えていた
神「もう諦めてもいいんだよ？笑」
「.......」
神「無視好きだね」
「......ｯ」
足が限界だ
神「もうそろそろかなぁ...」
神「楽しかったよ」
神「A」
神がこちらに近づいてくる
私は最後の足掻きとして神に弓を向ける
神「また弓ぃ？私に当たるとでも思ってんの？」
「.......ｺﾞﾎｯ....」
震える手で弓を引っ張る
ﾋｭｯと弓から矢が飛ぶ
神「はぁ....こんなの当たるわけないじゃん」
神はひょいっとジャンプして矢をよけ余裕そうな表情を私に向けた
神「んじゃさっさと戻っていただきまーす」
「........んふふ」
神「....何笑ってんの？気持ち悪」
「神って案外馬鹿なんだね？」
神「は？何言っt
「ばーか」
その瞬間神が避けた矢が神に向かって"勝手"に動き始めた
神「....魔法？」
神「だからって矢を動かしたって壊せばこっちのもんなんだわ」
そう言いながら矢を粉々にした瞬間
神の頭上に大量の矢が降り注いでいた
神「え」
「ははっ.....
チェックメイト」
_____________________
psn「.....よし！これで大丈夫かなぁ」
Aの頬を優しく撫で心配した表情を向ける
psn「(.....俺男しか興味なかったけどこれはこれで..)」
だなんて変態じみたことを考えながら俺は椅子に座り直す
psn「ふぅ........疲れた」
久しぶりに他人を治療したせいか疲れが溜まったみたいだ
珈琲を飲もうと思いポットに水を入れる
透明なポットに入る水を見つめながら俺は仕事に取り掛かった
_____________________
A side
目の前に転がる神を見つめながら私はしゃがむ
「....神」
声をかけても返答がないところ気を失っているみたいだ
それか死んだ可能性もある
「......さて、どうやって帰ろうか」
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るきあ(プロフ) - なおちゃんルートが良いんですけど投票…負けるな（泣） (2022年1月14日 0時) (
レス) @page35 id: e2065bbc2b (このIDを非表示/違反報告)
ネオ(プロフ) - コメント失礼します！私個人としてはにじさんじが読みたいです！よろしくお願いいたします。 (2022年1月5日 12時) (レス) @page47 id: 87cf425ade (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - 西園寺麗奈さん» コメントありがとうございます！文ストですね！票に入れておきます！！！！ｺﾒﾝﾄｱﾘｶﾞﾃｪ⤴︎ ⤴︎⤴︎ (2022年1月5日 11時) (レス) id: d9d34f6376 (このIDを非表示/違反報告)
西園寺麗奈(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも応援させていただいております…！個人的には文ｽﾄが読みたいです…よろしくお願いします！ (2022年1月5日 11時) (レス) @page47 id: 187d02f989 (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - ちょい遅くなりましたがアンケート終了させて頂きます！ (2021年12月16日 5時) (レス) id: d9d34f6376 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：人間 | 作成日時：2021年11月23日 11時
