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ﾋﾟﾋﾟｯ
『ｹﾞﾎｯ､…まじかぁ、』
完全に風邪ひいた
38.1度
昨日の朝から正直だるくはあったけど…
倦怠感に熱、
『少し、声枯れてるな…』
私は昔から風邪をひくとすぐになぜか声が枯れてしまう
だから喋るのも一苦労だった
『うぅ、きもちわるぃ…』
ﾌﾞｰﾌﾞｰ
食欲もわかず布団にくるまっているとケータイがなった
『もしもし、』
三「うわ、声ガサガサだな…風邪か？」
『ひさしぶりのみつやのこえだぁ…そー、みたい、』
三「最近合わねぇなって思ってて
心配してかけたら風邪って…
学校終わりにでも顔出しに行くわ」
『ん、ありがとう…またね、』
電話を着るとまた布団にくるまり直した
久しぶりの三ツ谷の声に安心したのか
すこし気持ちが落ち着いた感じがする
1人だと弱ってる時とか、少し、
少しだけ、心細くなる、
『あっ、ユアに風邪で休むって言っとこ、』
ユアは同じ中学だから、念の為、メールだけ入れておく
その後私はそのまま意識を手放した
＿＿＿ﾎﾟｰﾝ
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
『ん、、』
頭、痛い
チャイムの音で目が覚めるも朝よりも体が重くて
動くにも動けずにいた
三「わり、勝手に入ったわ
てか玄関閉めねぇなんて流石に不用心すぎねぇ…？」
『みつや、』
反論する気にも慣れず目の前に現れた
彼の名前を呼ぶことしか出来なかった
三「結構しんどそうだな、
なんか食ったりした？」
『たぶん、昨日の夜から何も食べてない、』
三「あー…
とりあえず、食べやすそうなもんとか
買ってきたからあとで見て」
『うん、私みつやの、おかゆさん…食べたぃ、』
三「作ってやるから少し待ってろな」
私の頭を雑に撫で三ツ谷は台所へと足を進めた
三ツ谷はいつも私の体調悪い時とかに駆けつけてくれる
昔っから気にかけてくれるのは
きっとルナマナがいるからなんだろうなぁて
ぼーと考えてた
三「ん、どうした？
もう少しでできるから向こうで休んでた方が、」
『いぃ、少しこのまま…』
台所から聞こえる音に安心感を覚えたけど
何となく、寂しくなって
気づけば重い体を起こして三ツ谷の背中に抱きついていた
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ちゆ(プロフ) - あいさん» あいさんコメントありがとうございます！！そんなふうに言って貰えるのはすごい励みになります！更新のろいですが頑張ります！ (2022年1月19日 21時) (
レス) id: e02926125d (このIDを非表示/違反報告)
ちゆ(プロフ) - 暗闇さん» 2度も？！暗闇さんありがとうございます！！頑張って1日1話せめて更新できるようがんばりますね！！！ (2022年1月19日 21時) (レス) id: e02926125d (このIDを非表示/違反報告)
あい - 最新楽しみです (2022年1月19日 8時) (レス) id: c45033728b (このIDを非表示/違反報告)
あい - 最新楽しみにしてまさか (2022年1月19日 8時) (レス) id: c45033728b (このIDを非表示/違反報告)
暗闇 - 好きです。てか二度見しました。有り難うございますm(_ _)m (2021年12月14日 19時) (レス) @page1 id: b5b1838b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゆ | 作成日時：2021年9月29日 13時
