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Aside
土方さんのマヨネーズは正直いらなかったかな
銀ちゃんから貰ったものはショートケーキだった
さすが銀ちゃん私の好きな物のツボがわかってるわね
沖田「Aこれは俺からでぇ」
総悟から貰ったものはさほど大きくはない箱がラッピングされたものだった
沖田「中身はあとで見てくだせぇ」
何が入ってるんだろう
近藤「よっしゃあ!宴会だァー!」
________
宴会がはじまって30分でほとんどの人がお酒でぶっ倒れていた
宴会場から出て夜風に当たろうと廊下に座る
空を見上げると雲ひとつない星空が広がっていた
いつも、誕生日にはお兄様から手紙が来てたっけ
懐かしの思い出に浸りながら胸ポケットにしまってある櫛をとった
水色がベースの綺麗な櫛だ
これはお兄様からの最後のプレゼントだった
沖田「ここでなにしてんでぇ」
『総悟』
沖田「その櫛…」
『あぁ、これはお兄様からの最後のプレゼントなの、大切なものはいつも胸ポケットに入れてるの』
沖田「そうかぃ…さっきのプレゼントいらなかったら捨ててもらって大丈夫なんでふたつも要らねぇだろ」
そういい総悟は自分の部屋へと戻って行った
ふたつ?
もしかして
そう思いプレゼントを開けるとそこには紅い桜の柄の櫛があった
私はその櫛をそっと胸ポケットにしまった
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作者名:三日月 x他2人 | 作成日時:2018年9月28日 20時