恋煩い【すとぷり】

恋煩い ページ27

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花弁嘔吐症



通称花吐き病｡




これまで報告されている発症件数は世界で7件。日本での症例は1件のみ。

原因は極度の片想いだと考えられている。
治療方法は見つかっていないが、一時的に嘔吐を止める薬は存在する。しかし、それも何度も服用すると効果が半減する。
世界の難病の1つに数えられている。
(そのため現在発症が見つかった場合は研究対象となる。)


完治した1件の事例を例にあげると、片想いをしている相手と結ばれることで治ったということだった。
具体的には接吻など体液が交わるような行為。
同じ人を想っている場合は花の種類と色が合致する花を1時間から6時間以内に吐く。


死期が近づくと、吐く花に黒い色が混じってくる。
最初は微量だが、最期には真っ黒の綺麗な花を吐き、眠ったように死亡する。


件数が少ない為分かっていることはこれくらいだが、新しい症例や症状などが出れば随時更新。

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