不機嫌な天使【男主】 (ページ9)

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SVT TRIP① ページ9

no side

KCONのためニューヨークにやってきたセブンティーン。
メンバーは行き先によってグループに分かれて観光することに。

MG「 A！ヒョンと一緒に行こうよ！」

JN「何でも買ってあげるよ！」

DK「美味しいご飯があるよ！」

MH「それはこっちだって一緒なんだけど？」

JS「ヒョンが通訳してあげる」

JH「あいつらなんであんな必死なんだよ(笑)ヤードギョミ！Aは諦めろ！」

WZ「どうせウォヌのとこだろ、ほら早く行くぞ」

SC「お前らー道の真ん中で止まるなー」

一部の熱狂的なアンジュペンたち(メンバー)を散らす兄組。話し合いの当人は、まだ夢の中で、バーノンに凭れてスヤスヤ。

結局、ディノがアンジュを起こし、

DN「お！き！ろ！」

AG「るせ………んだよ」

DN「まじでお前のこと天使だって言ってる人達に見せてやりたいわ…いやそうじゃなくて、グループ別れるんだけどどうする？ウォヌヒョンのとこ？」

AG「あ？ああ…うん、うぉぬひょん…と一緒…」

DN「寝るなー！！！！」

本日も騒がしいマンネたちを見守りながら、エスクプスはメンバーを引率する。

DN「ねえ、ほんとに大丈夫？僕がいなくても、きちんと撮影できる？」

AG「当たり前だろ。俺を誰だと思ってんだよ」

DN「どの口が言ってんだよ……はあ…じゃあ、行くから。ちゃんとやるんだぞ！寝るなよ！」

AG「へーへー」

HS「あ～いいなあウォヌはいつもアンジュと一緒で」

WN「でもこの前一緒にご飯食べたんだろ？」

HS「夜にね、それもシュアヒョンがいるならっていう条件付きで」

WN「まあ、疲れてるし休ませてあげるつもりだよ」

HS「うんそうしてあげて。この前も食べながら寝てて可愛かったけど、可哀想でもあったし…」

アンジュはセブンティーンだけでなく、事務所の練習生までもボイストレーニングをしてあげている。ウジと共に曲を作成し、ホシと共に楽曲と振りの共通性を話し合い、とにかく常に働き続けているマンネが心配なのだ。

一体いつ休んでいるのやら、とホシは肩を竦める。ただでさえ小さくて華奢な体が最近さらに痩せて思えた。

HS「アンジュヤ、」

AG「なんですか？」

HS「今日は沢山食べて、沢山リフレッシュするんだよ」

AG「はーい、ヒョンは沢山食べ過ぎて帰ってスングァンヒョンに怒られないようにね」

HS「気をつけるよ(笑)」