俺の事嫌いなくせに。【TH】 (ページ35)

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前よりはページ35

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MR「どーよ、テヒョンくんの印象変わった？」

トイレにいってたミリが教室に帰ってきて、2人で食堂へ

貴方がトイレに逃げてる間、わたしはまた雑用係だったんだよ

わたしが雑用頼まれてる時は必ずと言っていいほど、ミリはトイレにいるから、もう狙ってる？とも思ってしまう

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「印象が変わったって言うか、更に謎が深まったって言うか…」

MR「でも！…嫌いじゃないんでしょ？」

「まぁ…前よりは」

MR「大きな進歩じゃん」

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そう言って、大きいキンパを一口で頬張るミリ

よっぽどお腹がすいてたのね、笑

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MR「ん！やぶあい！むせる！」

「口に詰め込みすぎだよ」

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なんとか生きたミリと、教室に戻って、時計を見たら授業が始まるまであと10分を切った頃。

よし、トイレ行く時間は余裕にある
そう思って廊下に出ると、

NJ「あ、A〜テヒョンイ知らない？」

丁度ナムジュンに呼び止められた

ちょっと、レディートイレ行きたいんだけど

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「知らない、トイレとかじゃないの？」

NJ「さっき俺に飲み物買うように頼んできたくせに、居なくなっちゃったんだよね」

俺なんのパシリなんだ？って眉を顰めて、腕を組む

その姿が、あまりにもお父さんすぎて吹き出しそうになっていると

案の定、男子トイレから出てきたテヒョンくん

ご丁寧に無地のハンカチで手を拭いている

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NJ「あ！テヒョンア！探した！」

TH「えへ、ごめんごめん！ありがと」

授業まで、5分を切ったって言うのに、缶のコーラを飲み出したテヒョンくん

あと5分で飲みきるの？大丈夫？

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TH「ぷはぁ〜！しみる！」

すっごい幸せそうで、思わずこっちまで頬が緩む