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TH｢ぶっちゃけさ、ジョングギのこと意識してるでしょ？｣
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そう言われ、無意識に前髪を触ってしまう
｢え、何言ってるんですか。ただのお客様ですよ｣
TH｢だーかーら、そのお客様のジョングギのこと。意識してるでしょ？｣
バレバレだから、って余裕の笑み
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ここまできてるなら
嘘ついたって何もならないか
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｢うーん、まずシンプルに顔がいいじゃないですか。背も高いし、声も透き通って綺麗というか、全部綺麗なんですけど。なのにあんなに目がきゅるきゅるでうさぎっぽいとことか、あんなタイプ見たことないんです、天使なんじゃないかなあとか思ってしまって…｣
わたしのマシンガントークに早くも少し仰け反るテヒョンさんに｢引かないでくださいね｣って遅いかもしれないけど付け足して
｢…だから、つい、見ちゃうんです｣
TH｢…マジ、か｣
｢だから、ビックリしました。テヒョンさんがジョングクさんとお友達だって知った時｣
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まさかまさか、常連さんのお友達なんて思ってもみなかったし
そういう衝撃って大きいし
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テヒョンさんの口から、２回目の『マジかぁ』を聞いた時、ちょうどテヒョンさんが頼んだコーラとわたしが頼んだキャラメルマキアートが運ばれてきた。
((もう俺に勝ち目ないじゃんか))
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作者名：ほにこ
| 作成日時：2022年8月9日 19時
