11 ページ11
.
.
.
「遅れました、!」
YG「おーきたきた。ハーア、行きたくねぇけど。出勤すんぞ」
わたしが隣に並んだのを確認して、ノソノソとゆっくり歩くユンギさん
.
.
ユンギさんの通ってる大学、わたしの通ってる大学の近くらしい
だから、バイトも同じなんだって
「…今日は火曜日か、」
YG「?……あー、笑」
ユンギさんは、水曜日にあの人が来るのを知ってるから、
火曜日のわたしのテンションがおかしくても何も言わない。もう呆れられている
.
.
「あ、そういえば最近近くにテイクアウトのコーヒーショップ出来ましたよね」
YG「へぇ、そうなんだ?」
「行きたいですか?」
YG「ん、待って時間確認するわ」
.
.
白くて細い腕に付けられた腕時計で時間を確認するユンギさん
そしたら、まだ時間あるわ、行くか。って
.
.
.
「アメリカーノと、キャラメルマキアート1つずつで」
少々お待ちを〜って、オシャレなお母さんみたいな人がメモして奥に入っていった
YG「雰囲気いいとこだな」
「…負けてらんないです」
ただのバイトにそこまで燃えんなよ、って無駄にキラキラ可愛いスマイル
『はーいお待ちどうさま、カップルさん』
「あ、」
お財布とスマホをカバンに仕舞うので苦戦している私を見かねて、ユンギさんが2人分受け取ってくれた
.
.
YG「カップルだと」
『有り得な/いですね』って、わたしとユンギさんの声が重なった
660人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ほにこ | 作成日時:2022年8月9日 19時