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「遅れました、!」




YG「おーきたきた。ハーア、行きたくねぇけど。出勤すんぞ」








わたしが隣に並んだのを確認して、ノソノソとゆっくり歩くユンギさん







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ユンギさんの通ってる大学、わたしの通ってる大学の近くらしい


だから、バイトも同じなんだって









「…今日は火曜日か、」






YG「?……あー、笑」






ユンギさんは、水曜日にあの人が来るのを知ってるから、

火曜日のわたしのテンションがおかしくても何も言わない。もう呆れられている











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「あ、そういえば最近近くにテイクアウトのコーヒーショップ出来ましたよね」





YG「へぇ、そうなんだ?」





「行きたいですか?」





YG「ん、待って時間確認するわ」








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白くて細い腕に付けられた腕時計で時間を確認するユンギさん




そしたら、まだ時間あるわ、行くか。って







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「アメリカーノと、キャラメルマキアート1つずつで」





少々お待ちを〜って、オシャレなお母さんみたいな人がメモして奥に入っていった










YG「雰囲気いいとこだな」




「…負けてらんないです」








ただのバイトにそこまで燃えんなよ、って無駄にキラキラ可愛いスマイル








『はーいお待ちどうさま、カップルさん』







「あ、」






お財布とスマホをカバンに仕舞うので苦戦している私を見かねて、ユンギさんが2人分受け取ってくれた






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YG「カップルだと」













『有り得な/いですね』って、わたしとユンギさんの声が重なった

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作者名:ほにこ | 作成日時:2022年8月9日 19時

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