【d!】悪徳令嬢の執事になったのか…？

18.急展開過ぎて自分でもどうしたいのか分からない件 ページ13

gr「…ゾム以外集まったな」

会議室に着くと、既にゾム以外の皆様が集まっていました。

tn「ロボロ、報告」
rb「ついさっき、聖女さんが攫われそうになった。あとは、ゾムの報告待ち」
kn「どこの国の奴か知らんけど、そこにあの女押し付けたればよかったやんけ」
sp「そんなんやから、心無い言われるんっすよ、コネシマさん」
kn「ショッピ君も鬱陶しがっとったやんけ」
sp「それは、まぁ…」
em「ひとつよろしいですか？」
gr「どうした、エミさん」
em「観光客は最初から聖女様を狙っていたのでしょうか？グルさんの許嫁として公表されとるソーラ様やったら、狙われるのも分かりますけど、一切公表しとらん、聖女様を狙うとは…」
ht「確かに…」

流石にこの世界に伝手とか無いだろうから、自作自演はありえないでしょうし…ふむ…

gr「ゾム、どうだ？吐いたか？」
zm『んー…服装的にβ国やと思うんやけど、誰に雇われたとかは答えへんねん』
gr「β国？」

β国…？はっ！

「ゾム、その観光客からすぐ離れなさい！」
zm『ん？どうゆう…』

ゾムが問いかけている途中でインカムから爆発音が聞こえてきました。

全「「「「！！！！！」」」」
gr「ゾム！！！トントン、ゾムが爆発に巻き込まれた！直ぐに救護班を！」
tn「どうゆうことや…！って、言ってる場合とちゃうな」

トントンの的確な指示でゾムはペ神のいる医務室へと運び込まれ、我々は爆発のあった牢屋とは別の拷問室のあった所に来ています。

em「拷問室が…えらい量の爆薬を持っとったんですね」
rb「すまん、捕まえた時に所持品は奪ったんやけど…」
ci「β国って、あんま聞いた事ないんやけど」
sr「A、貴方知ってるようでしたわよね？」
「えぇ…」

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