8.聖女到来…？ ページ40
と、まぁ、何やかんやあって、式典は終わりを告げました。来ていた方々も、国に帰られる方、泊まっているホテルに戻る方と、様々でしたが、お見送りさせていただきました。毎年のことながら、この日は色々と疲れますね…
兵「グルッペン様！少しよろしいでしょうか？」
式典も終わり、ゆっくりしていた所に慌てたように兵士が入ってきました。何か、忘れている気がしてならないんですよね…俺は一抹の不安を抱えながらその話に耳を傾けながら皆さんにお茶を出していました。
gr「どうした」
兵「実は式典中に怪し女を捕らえまして…」
gr「ふむ…」
兵「その者がわけの分からないことを言っているのです」
tn「訳が分からない？」
兵「はい。聞いた事のない国？なのでしょうか…その名前を出してまして…」
gr「ほぅ…」
兵「あと、俺たち兵じゃ話しにならないと、上の者を出せと…如何致しましょう…」
gr「…会ってみるか！」
tn「おい！本気で言ってるんか！観光客やったらどないすんねん！！」
gr「幹部達も一緒だったら大丈夫やろ？」
tn「……しゃーないな…」
グル様が聞かないと分かるや否や、トントンが折れて、幹部の皆さんでその捕らわれた女と会うことになったようです。
tn「と、言うわけや。連れてきてもらってもええか？」
兵「はっ」
tn「疲れてると思うが、もう少し付き合ってな」
sr「私たちは下がった方が良いですね」
gr「いや、ソーラ嬢の意見も聞きたいから同席してもらってもいいか？」
sr「？わかりましたわ」
あー…思い出しました。これ、ゲームの冒頭じゃないですか…てか、え、地下牢からスタートでしたっけ？ゲームだとそのまま、グル様たちの所に連れてこられてたような…
「ソーラお嬢様、俺は…」
sr「居てもらってもよろしくて？」
「了解」
数分もすると兵に連れられた少女が姿を現しました。どんな女の子かと賑やかだった部屋の中は急にしんっと静かになりました。やはり、来てしまったのですね…主人公様が…
？「あ、あの…私 tn「こっちから質問するから黙って貰えます？」 はい…」
なんか、辛抱ですね…最初に警戒するのは分かりますけど…しかし、不思議なのが、連れられてきた少女、グル様たちの事を視界に入れると表情がやや明るくなった気がするんです。もしかして…？
tn「名前は？」
ky「キョーカって言います」
tn「何処から来たんや」
ky「えっと…日本の東京からです」
os「そんな国聞いた事がないめう」
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クロハ(プロフ) - 悪徳ではなく悪役なのでは… (2019年12月6日 3時) (
レス) id: c9e8aa9aaa (このIDを非表示/違反報告)
まな - 3 おやすみなさいませ のところで夢主がtntn さんに目の下の隈が酷いと言っていますが、tntnさんが被り物をしているなら目の下の隈は見えないのでは… ？細かくてすいません、少し気になったもので…。私的には設定とか面白くて好きな小説です。応援してます！ (2019年10月22日 21時) (レス) id: 11e19d29ae (このIDを非表示/違反報告)
名無し - まさか執事側とは…(自分は執事が攻め派) あと塾水となっていますが熟睡では…？ (2019年9月9日 1時) (レス) id: f1451596cc (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - やっぱ、神作者様って凄いっすね……尊敬します!! (2019年9月1日 0時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
自宅警備員 - リクエストありがとうございます。めっちゃ嬉しいですー。全然大丈夫です。面白かったです。 (2019年8月30日 13時) (レス) id: 124b1853e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛鳥 | 作成日時：2019年8月2日 0時
