【d!】悪徳令嬢の執事となりまして

8.聖女到来…？ ページ37

子供「おーい、ロボロ様ー！一緒に遊ぼー！」
rb「お、ええで」
kn「子供に紛れても違和感ないロボロ…って、ロボロどこいった？おーい、ロボロー」
rb「目の前におるわ！」
子供「あはははは！」
kn「お、逃げろ、お前ら！ロボロが追いかけて来るぞー」
子供「「「きゃー！」」」
rb「あ、待てや！」
zm「鬼ごっこか？俺も混ぜてぇや」
sh「俺も俺も」
子供「ゾム様肩車してー」
zm「ええでぇ」
子供「わーい！行け！ゾム様号！」
zm「お、ちゃんと捕まっときぃや」
子供「俺、コネシマ様ー」
kn「おっしゃ、任せとき！」
子供「じゃあ、しょうがないからシャオロン様でいいや」
sh「なんやと？！」
kn「子供にも不人気やんけ」
子供「どんまい、シャオロン様」
sh「落としたろか」
子供「ごめんなさい」
子供「ショッピ様ー」
sp「どうしたん？」
子供「ロボロ様達と鬼ごっこしてるの！逃げるの手伝って」
sp「ええよ。よっと」
子供「わーい」
rb「おまえら、それはズルいやろ！」

堅苦しい挨拶などを終わったら、無礼講なお祭り騒ぎになるため、国民も幹部も兵も分け隔てなく広場で話したり、遊んだりしております。流石に貴族や近隣国の王子などに無礼講という訳にはいかないので、少し離れた所に特設会場がありますが、皆様微笑ましそうに国民と戯れる幹部や兵を見ております。あ、シャオさんがロボロに捕まりましたね。

貴族「毎度のとこながら、我々国の式典はお祭りのように賑やかですな」
gr「我々が賑やか好きなのが大きいですな」
王子「いやいや、国民と近いというのはいい事ではありませんか」
貴族「幹部の方々もみな優秀だと聞きますし、いやはや、羨ましい限りですな」
os「ありがとうございます」

こちらはこちらで貴族の方々の対応にトップ3とも言われている、グル様、トントン、オスマンがおります。そういえば、ソーラお嬢様はどこに行ったのでしょうか…周りを見回して見ると、旦那様とお話ししているソーラお嬢様がおりました。久しぶりの再会ともあって2人共嬉しそうに見えますね。

rb「くっそ…ゾムとショッピ君捕まらん…こうなったら奥の手や。A！」
「はい？どうしました？」
rb「あの2人捕まえるの手伝ってぇや！」
「いや、俺は配膳などが」
kn「今日は無礼講やで！そんなんええから、手伝ってぇや」
「…はぁ、仕方ありませんね」
zm「お前ら、それはずるいやろ！」
sh「なんも聞えなーい」
子供「聞こえなーい」

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