1話 ページ2
女1「ねぇ『黒猫の館』って知ってる？」
女2「アタシ知ってるー！魔女の女の子がやってるお店でしょ？放課後に彼氏と１回占いに行ったんだけどすっごい当たってた!!」
女3「ワタシは恋が実るお守り作ってもらったよ！」
女1「魔女の子アタシ達と同い年なんだってねー。学校の話してあげたら「楽しそう」って喜んでた」
女3「そうなんだ！魔女ってすごいけど学校行けないのはちょっと可哀想だね」
女2「確かに…またお店遊びに行こうかな。今度みんなで行こ！」
『ーっくしゅん』
誰か私の噂でもしているのかな？
…今日でこの黒猫の館を立てて2年が経つ。最初の頃はお客さんなんて誰も居ないし、知らない街だし頼れる人も居なくて不安の毎日だったけど。今では沢山の街の人が顔を出してくれる。
男1「よぉAちゃん！1つ配達頼んでもいいか？」
『いらっしゃいませ！勿論です、また東京のお子さんへですか？』
男1「おっ、よく分かったな！嫁と子供に寂しい思いさせてるからな…』
『毎週頼まれたら嫌でも覚えちゃいますよ。今日はそんなに配達ないのですぐ届けられると思います。お預かりしますね』
この人は単身赴任でこの街に来てる人。先月お子様が産まれたらしく、毎週子供服や肌着や玩具をこうして送っている。…家族っていいなぁ。
男1「いつも助かるぜ、ありがとな！いやー、魔女ってのはすげぇな。箒がありゃひとっ飛び、大したんだぜ」
『あはは、褒めても何も出ませんよ』
ガチャリ
あ、次のお客さんは…
婆1「Aちゃん〜！あの痛み止めよく効いたからまた同じの頂戴な」
『本当ですか！良かったです…新しく試した物だったので効いて何よりです。はい、こちらです』
婆1「ありがとね〜また来るわ！」
あのお婆さんは膝が悪くて、病院あちこち回っても良くならなくてここに縋り付いてきた人。薬効いて良かったなぁ。
ガチャリ
『いらっしゃいませ』
次のお客さんはここの常連さんで私の大事なお友達です。
(テニプリキャラ出せなかった…次から登場します、すみません…)
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白銀水龍(プロフ) - 更新、大丈夫ですか？続きが気になっています！更新頑張ってください！ (2019年8月31日 16時) (
レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
@z(プロフ) - 白銀水龍さん» 毎日は難しいかと思いますがなるべく更新出来るよう頑張りますね！ (2019年8月24日 17時) (レス) id: e9bb2a17e5 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 続きが気になっています！更新頑張ってください！ (2019年8月23日 19時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
@z - 白銀水龍さん» 嬉しいお言葉に応援ありがとうございます！期待に添えるよう頑張ります！ (2019年8月22日 0時) (レス) id: f5ec667021 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 面白い！これからも更新頑張ってください！よろしくおねがいしまーす。 (2019年8月21日 21時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@z | 作成日時：2019年8月19日 23時
