3人のお姫様が揃うと（実。況。者）完結 (ページ33)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,444 hit

水のお姫様ページ33

フジから聞いた話

キヨ「亜紀って好きなことないのか？」
フジ「いつも仕事で忙しそうだもんね、水が好きだよ」
キヨ「水？」
フジ「プールとか雨とか」
キヨ「珍しいな」
フジ「小さい頃は台風の中外で遊んでたからね、水溜りで」
キヨ「それってやばくねぇ？」
フジ「俺の家族は厳しくないけど注意受け手その次の日小さいプールで
はしゃいでたな」
キヨ「変わった妹だな」
フジ「変わった妹を好きになったキヨも変わってるけど？」
キヨ「変わった兄妹だな」
フジ「そうだね」
ーーーーーーーー
キヨ「って話してた」
亜紀「恥ずかしい話なんですけど」
キヨ「俺はいいと思うけど？」
亜紀「変わってますよ」
キヨ「変わった奴を好きな俺も変わってる」

頭を撫でると

亜紀「やめてください」

手を頭からどけて手を掴むけど中々放さず

亜紀「どうして好きになったんですか？」
キヨ「今聞くか？」
亜紀「昔の話勝手に聞いたんですから」
キヨ「そうだったな」

空いてる手で亜紀の背中に手を回して引き寄せる

キヨ「亜紀が好きだから」

そう言うと顔を赤くして俺の胸に顔を埋める

ーーーーーーーーーーーー
その後

亜紀「そう言えばお兄ちゃんって何処にいるのかな？」
キヨ「今はやめとけ」
亜紀「何でですか？」
キヨ「子供は知らなくていい」
亜紀「子供じゃないです！」
キヨ「試すか？」
亜紀「え？」
キヨ「亜紀が子供じゃないって？」
亜紀「お断りします」
キヨ「子供だな」
亜紀「ちがいます」

否定するのが可愛いくてずっとからかっていた。
嫌われない程度に