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片割れの風 35 ページ46

Aside
颯「A…。A!」

颯の呼ぶ声で目が覚めた。そこは精神世界だった。

「はや…て…?」

何で颯が……。

颯「A行け。元のお前に戻るんだ。俺はもう、消える。翔の元に還るんだ。後は任せたぜ」

「そんな……待って!!」

颯「俺、サッカー思いっきりできて楽しかったぜ」

「いかないで……お義兄ちゃん!!」

颯の体はだんだん透けていき、ついには消えてしまった。颯は元の体–––冬風翔に還ったんだ。

私も帰ろう。みんなの所に––––。

–––––––––––––
––––––––––
––––––––

「うっ……」

私が目を覚ました時、私は驚いてしまった。

白竜達の強烈なパス回しにボロボロになった雷門の姿。

プレッシャーをかけているんだ。

だけど、そうなる前に雷門は壊れる…!

気付いた時には、私はボールを止めていた。ボールはセンターライを越え、試合が止まる。

シ「自分が何をしたのか…分かってるの?……A」

雷全「‼!」

「ハァハァ分かってるよ……シュウ。だけど…こんなのやっぱりサッカーじゃない……」

そして、私はキッと牙山を睨みつけた。

「おい、牙山、自分のやってることが分かってんのか?」

低くドスの聞いた私の声がグラウンドに響く。

「てめぇら、一体何人もの子供らを傷つけた?」

それを聞いた雷門の人達は驚いた顔をした。

牙「ふん。私は誰一人(・・・)傷つけた覚えはない」

ブチッ

その時、私の頭の中の何かが切れた。

「は?ふざけんじゃねぇ……。この私と颯…お義兄ちゃんにした仕打ち……忘れたとは言わせねぇよ」

そして私は腕に巻かれた包帯を取って、腕を見せた。

そこには痛々しい火傷の跡。

「これを見て、まだ言うか?お前は私を眠らせ、どこかの部屋に連れていき、私と颯の神経を強制的に変えた。その時に大きなショックを与えるために、私に大量の電撃を食らわせた。違うか?」

あいにく、キ○ア並みに電気に耐性があるからまだいいか。

牙山は何も言わない。

「颯は結局、消えてったよ。颯は言っていた『千人に一人の天才である俺を利用する』ために体の弱い私が利用された。結局私は生まれた時から…フィフスセクターが生まれる前から実験体扱い……」

私は一呼吸置くと言った。

「私とお義兄ちゃんはお前らの実験に付き合うために…生まれてきたんじゃない!」

片割れの風 36 天馬side→←片割れの風 34 颯side&NOside


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設定タグ:イナズマイレブンgo , 松風天馬 , 究極の絆グリフォン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:水無月梅雨 x他1人 | 作成日時:2020年5月5日 9時

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