拙くて短いいくつかのお話し。 (ページ1)

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バレた。tkin ページ1

たかいの
＊
「…くん、伊野尾くん起きて」
声が聞こえてぼんやりと目を開ける。
「んー、ゆーや？あれ寝てた」
はぁ…とため息が聞こえる。
「なんだよぉー可愛い彼女の寝起きにため息はひどいだろー。それに伊野尾くんって！いつもみたいに慧って呼んで？」
寝起きだからかいつも以上に伊野尾くんは甘えたさんだ。
＊
はぁと二度目の溜め息をついて
「けーい。いいの？」
「んぅ？どーしたのゆーやぁ」
まだ寝ぼけてぼんやりしている伊野尾くんに説明する。
「ここ俺の家じゃないよ？」
＊
ふぇ？と伊野尾くんが辺りを見回すとそこには他のメンバー。
ようやく伊野尾くんは事態に気づいたらしい。
「～～～！！」
勢いよく起き上がった伊野尾くんの頭をポンポンと撫でてやる。
＊
ニヤニヤしてる薮くんにここぞとばかりに写真を撮りまくる裕翔と知念。
そして真っ赤な伊野尾くんをよそに俺は満足気にニヤリと微笑んだ。