続編行きます ページ49
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「お、楽しんでるねぇ」
「はぁ…わざわざ私を呼んで何がしたいの?このクソ神」
「失礼なこと言うね。君がAに言ったことの記憶、Aから消してAと接触できないようにしてあげてもいいんだよ」
そう言って桃を眺める神
神にとって桃はただの観察対象でしかないのだ
「性格悪いわね。それで?今日は続編とやらの宣伝なのでしょう?」
「そうだよ。じゃあ読者の皆様向けに話そっか」
「このページで現在49ページになるのかな?だから続編に移行しないといけないんだ。次の話では、ようやくあの白いひとがでる?」
「なんで疑問形なのよ…あとは、またまたテスト編、そして夏休みよ」
「そうそう、それそれ」
神がとても愉快そうに笑った
「…ったく、なんで私がここに呼ばれないと…」
「いや〜、今日は君に見てほしいものがあって」
これこれ、と神が何かを手渡す
桃はそれを見て驚いた
「…は?」
「これは”あいつら”の設定とかが色々載ったものだよ。読者向けに作っておいたんだ。まだ制作途中ではあるから随時更新」
「…本当、今回のヒロイン…ってか、Aには贔屓しているのね」
「そりゃ面白いからね。何、嫉妬?まあ今のところ一番ひどい生き様で一番ひどい死に方をした子だもんね、君」
「そうじゃないわ」
「今まではこんなあんなゲームやったことない人間を呼んで無様に死んでいく様を楽しんでたじゃない。急に方針変えて、気持ち悪いわ」
「個人的にあの子には生き残ってほしいからね。もう少しだけ」
「趣味が悪いわね…あの子も、夏休みより前に死ねたのなら、どれだけマシだったか…」
「それは体験談かい?」
「まあそうね」
くすくすと笑う神にイラつきながらも、桃は話し始めた
「それにしても、あの子はどこまで生き残れるのかしら。身代わりがいるからって…」
「身代わり?…ああ、桃葉璃音のこと?君今回のあの子本当に嫌いだね。前世であれだったからって…」
ああ、これ以上はネタバレだし、桃も怒るから、今度にしよっか
そう言って神は姿を消した
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薊(プロフ) - はゆりさん» 報告ありがとうございます。直しておきますね。 (5月12日 9時) (レス) id: 7fce24f1a6 (このIDを非表示/違反報告)
はゆり - コメント失礼します。面白くて一気読みしちゃいました!あと83話多分最後のシーン、名前が変更されていません。 (5月11日 23時) (レス) @page43 id: 6422253908 (このIDを非表示/違反報告)
薊(プロフ) - 名無しの高校生さん» コメントありがとうございます。設定や世界観はけっこう頑張って考えてたのでそう言ってもらえて嬉しいです。これからもできるだけたくさん更新するので見ていただければ嬉しいです。 (2023年4月5日 7時) (レス) id: ea13576d57 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの高校生 - お話の展開が面白くてとても好きです。設定も世界観も私の好みで楽しく拝見させていただきました。無理せず更新して頂けると嬉しいです。作者様のこと陰ながら応援させていただきます。 (2023年4月5日 1時) (レス) @page31 id: ed930c6c24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薊 | 作成日時:2023年3月16日 21時