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西「そうだけど…いや、ホントに。
びっくりしたし、
まさか、ソロのライブでこんなんさー。
あ〜思い出しだだけでだめ。
泣く。
ひとまず終わった感と、
感動でだめ。」
またじわりと滲む涙を堪えてる姿が、
ちょっとかわいいと思ってしまう。
「とりあえず。
明日と明後日の夕方までオフですからね。
少しゆっくりしてください。
仕事は控えめにね。」
西「え？Aは？」
今日が終わると、
1月までNissyとしてのライブはない。
でも来月にはグループ初のドーム公演がある。
「私はグループの方の打ち合わせがあるので、
明日も仕事です。
あ、でも午前からなので、
夕方には終わるはずです。」
西「えー。働きすぎじゃない？
体、大丈夫？」
「打ち合わせだけなので、
大丈夫です。
それに。
働き過ぎのワードは
西島さんに言われたくないですよ？」
あー、
それを言われちゃ…
なんて言いながらも。
西「だけどさ。
Aもほぼほぼ、
俺と同じくらい働いてるじゃん。」
体、大丈夫なの？と
運転する私の顔を覗き込む西島さん。
「明日の打ち合わせのあとからは、
西島さんと一緒にオフですから。」
西「じゃあ、さ。
二人でお疲れさん会しよ。
最近デートしてないし。」
疲れた顔してるのに、
そんなことを気遣ってくれる。
だけど、デートって言葉が素直に嬉しくて。
「うん！」
素直に頷く私の頭を
ぐしゃっと撫でる大きな手。
そんな会話をしながら
車は私達の家につく。
駐車場に車を停めて
荷物を降ろす私の耳に入ったのは
声にならないようなうめき声と、
ガタンと何かが車にぶつかる音。
「西島さんっ！！」
慌てる私の視界には、
顔をしかめてうずくまる西島さん。
「大丈夫ですかっ？
腰？
痛い？」
西「ごめん、大丈夫。
なんかちょっと、ふらついただけ。」
立ち上がろうとしてる西島さんに肩を貸す。
男の人にしては華奢な体つきだけど、
私にはそれなりに重くて。
支えて部屋にたどり着く頃には
息が上がっていた。
西島さんをベッドに寝かせて
私も床にへたり込む。
西「ごめん…。」
「お医者さん、呼びましょうか？」
おでこに手を当てて見るけど、
熱はないみたい。
西「いや…少し、寝れば
大丈夫…だと、思う。」
それだけ言うと
目を閉じてしまった西島さん。
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リリィ(プロフ) - ao.aoさん» ありがとうございます！応援しただいて嬉しいです☆続編も楽しんでいただけたら嬉しいです☆ (2019年2月26日 14時) (
レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - idmさん» ありがとうございます！5も公開しました。引き続きお楽しみいただけたら嬉しいです☆ (2019年2月26日 14時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
idm(プロフ) - 更新いつも楽しみにしてます！！続編も楽しみです(^^) (2019年2月23日 18時) (レス) id: 8b61c6c3c0 (このIDを非表示/違反報告)
ao.ao(プロフ) - 更新、楽しみに待ってます！ (2019年2月22日 22時) (レス) id: c44633c2f8 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - Takatakaさん» コメントありがとうございます！色んな捉え方、ありますねー☆そこまでちゃんと読んでもらって嬉しい限りです☆ (2019年2月22日 8時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ
| 作成日時：2019年1月1日 14時
