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その後、
西島さんが作ってくれたパスタを一緒に食べた。
西「若いころ、
これ作って食べたんだ。
お金もなくて、一人でご飯食べるの寂しくて、
時々ホームシックになったりしてさ。
日高呼んだり、秀太呼んだりして。」
ちょっと遠くを見ながら、
話し出した西島さん。
昔はメンバーでよく集まってたなぁ、とか、
今と変わらず
遅刻魔は日高さんと西島さんだったりとか。
語られる過去の話はとても楽しそうだった。
私はくるくるとフォークに
パスタを巻き付けながら、
聞いてみた。
「ご飯作ってくれる女の子くらい、
いたんじゃないんですか？」
西島さんは、にやりと笑って言う。
西「まぁねー。
でもさ、デビューした後は
交友関係に気をつけるように言われるし。
そういうの、めんどくさくなっちゃうんだよな。」
「やっぱ、いたんだ。」
小さな声で言った私に、
「あ、もしかして、ヤキモチ？」
私の顔をじっと見て、
嬉しそうに聞く。
「何でそんなに嬉しそう…。
そりゃ、私は何もかもの初めてが西島さんだし？
違いますよね、余裕が…。」
わざと怒ったフリしても、
ちょっと切ない。
私以外の人に、あんな風なキスをしたり、
抱いたりしてきたんだと思うと、
心の中は嫉妬でいっぱいだ。
意味もなく、
くるくるとフォークを動かす私。
「Aさーん？」
「…はい。」
いつの間にか俯いてた私が顔を上げると、
フォークを置いて、
テーブルに両肘をついて
こっちを見てる西島さん。
西「俺、嬉しいよ。
Aの全部、
知ってるのこの世で俺だけでしょ。
過去は変わらないけど、
そのかわり、これからの俺の全部、
Aにあげる。
過去なんてほんの一部だろ？」
素直に頷けず、
「そう…だけど…。」
また俯いた私に、
西「なぁ、明日。
去年頑張ったご褒美に
おいしいディナー行かない？
鎌倉の方なんだけど、
知ってる人がやってるとこなんだ。」
「お正月なのに、やってるんですか？」
西「うん。
デザートもおいしいよ？」
「…行く。」
甘いものに釣られたわけじゃないけど、
そう返事をした。
そんな私の頭を手を伸ばして
撫でてくれる西島さん。
西「いい子。」
それだけで少し気持ちが落ち着く。
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秋 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 URL貼ってくれてありがとうございます。 これですぐに読みに行けます。 (2019年1月4日 1時) (
レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - 秋さん» コメントありがとうございます。言われてみれば…そうですね。リンク貼ってみます☆ご指摘ありがとうございます。 (2019年1月2日 17時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
秋 - また続けてのコメントですみません...。 いきなりこんなことを言ってしまいすみません...。 (2019年1月1日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
秋 - 続けてのコメントですみません(>_<) それならこの物語の説明の所にURLを貼っては どうでしょうか？ この物語を読む前にURLから大好きな人は。 にすぐに行ける様に。 (2019年1月1日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
秋 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 今物語の説明読んでいて思ったのですが...。 この歩む道。のお話の前に大好きな人は。 ってのがあるんですよね？ (2019年1月1日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリ
| 作成日時：2018年7月5日 7時
