28 side Nissy ページ28
メンバーに話すタイミング。
実彩子とのことで、
メンバーにはかなりの迷惑をかけた。
それでも、俺の想いを汲んでくれて、
励ましてくれたメンバー。
実彩子は。
すっかり落ち着いてるように見える。
今は仕事を頑張ると言っていた。
二人きりになることも殆ど無いし、
遥斗とどうなったか、
聞いてない。
遥斗はずっと待つっていってるみたいだけど、
実彩子はどうするつもりなんだろう。
そんなことを考えながら、
スタッフさんの中で仕事をしてるAを
視界の片隅にいれて見ていた。
與「なぁ、いつみんなに言うん？」
西「ホントだよなー…っ、えっ！！」
不意に聞かれて、
普通に答えて、
驚く。
西「えっ…！
あ、ま、まじで気づいてた？」
與「半々くらいやけどな。
やから、カマかけてみた。」
西「うわぁ、まじかー。」
ぼーっとしすぎてまんまと引っかかった俺。
與「みんなに秘密にしときたいわけやないんやろ？」
西「そりゃ、ちゃんと報告したいけど…。
タイミング見つからなくて。」
與「そやなぁ。
改まって言うのも、難しいやろな。」
真司郎も、Aを見ながら言った。
西「でも、今日こそ言うつもりでいてさ…、
みんな、どんな反応なのか、
多分、あいつ、不安なんだよな。」
相変わらずくるくる動き回るAを目で追いながら言う。
與「Aちゃんなら、みんな納得するやろ？
あの子がいい子やってこと、
みんなわかってるし。」
西「やっぱり、マネージャーとの恋愛って、
だめなのかな…。」
つい、そんな愚痴みたいなことを
口にしてしまった俺。
Aの不安が、俺に伝染したみたいに…。
そんな俺に、
與「それはにっしー次第なんやないの。」
さらっとそんなことを言う真司郎。
西「え？」
與「今よりいい仕事ができれば、
よく評価されるし、
仕事がうまく行かなければ、
Aちゃんの評価も落ちる。
誰とどんな恋愛をしても、
結局この仕事をしてる以上、
結果を出すしかないと
俺は思っとる。」
その潔い考え方に
はっと目が覚めた気分だった。
西「真司郎、お前さ…
すげーな。
なんか弟に先越された気分？」
與「にっしーみたいなにーちゃんはいらん。」
西「なんだよー、俺のこと好きだろー！」
與「いやや！好きじゃないー！」
思いっきり真司郎に抱きついてるところを、
Aが呆れた顔で笑って見ていた。
なんかそれだけで、
幸せな気持ちになった。
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秋 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 URL貼ってくれてありがとうございます。 これですぐに読みに行けます。 (2019年1月4日 1時) (
レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - 秋さん» コメントありがとうございます。言われてみれば…そうですね。リンク貼ってみます☆ご指摘ありがとうございます。 (2019年1月2日 17時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
秋 - また続けてのコメントですみません...。 いきなりこんなことを言ってしまいすみません...。 (2019年1月1日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
秋 - 続けてのコメントですみません(>_<) それならこの物語の説明の所にURLを貼っては どうでしょうか？ この物語を読む前にURLから大好きな人は。 にすぐに行ける様に。 (2019年1月1日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
秋 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 今物語の説明読んでいて思ったのですが...。 この歩む道。のお話の前に大好きな人は。 ってのがあるんですよね？ (2019年1月1日 20時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリ
| 作成日時：2018年7月5日 7時
