【ジェル】王子達に好かれてしまった【るぅと】

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でも今回は壁…というより机だな私の心を貶した正体


あるじゃん理科室の黒い机。そいつ。心がボロボロなAちゃん可哀想〜とは思いませんか？この学校の壁は私に味方してくれないんですか？



王子は私の前にたって机に手をかけた。

いわゆる机ドンってやつですね？あなた何回私をドキドキさせるんです？？いい加減怖いんですけど！！(おこ)




王子は私が朝はりかえた絆創膏をとる。知らないと思うけどそれ昨日深夜コンビニ行って買ったやつなんですよ。一番お高いやつなんですよ。一箱500円したんですよ。



「こんなのつけて…隠してるつもり？

笑える。」




笑える。とかいいつつ目が笑ってないんですよ。口も笑ってないんですよ。何も笑ってないんですよ。それ真顔って言うんですよ知ってます？





「そういえば昨日。望月さん、さとみ君と一緒に帰ってたでしょ。」



なんで知ってるんですか

てか昨日から思ってたけど私あなた様に名前教えましたっけ教えてませんよね



『…さとみ君のこと、知ってるんですか。』



「まぁ仲はいいんじゃない？あっちがどう思ってるのか知らないけど。」



王子は斜め右下を向く。
なんか余計なこと聞いちゃったかな…



「…てか、望月さんって意外と鈍感なんだね。

さすがの僕もさとみ君に同情する。」




同…情……



え！？

私さとみ君にそんなひどいことしたっけ！？そんな同情されるほどのことしたっけ！？あれ！？



あの人落ち込むとテンション低くなって優しくなるんだよな



え、あ、落ち込んでたの？(謎思考回路)



だとしたら何に？
王子はなんか私のせいっぽく言ったけど…そんな気にやむことはしてないはずなんだよなぁ……



「あはは。」






あの…笑わないでもらっていっすか……


いや嘘もっと笑ってもらっていっすかそんな真顔で言われたら鳥肌もんなんですけどヒェ……



「ていうか、そろそろ本題入って良いよね。僕も雑談しに来た訳じゃないんだけど？」



『ｱｯそうですよねすみませんなんでしょう…』



王子から話し始めたんじゃん！(小声)



まぁそういっても「ん？」って圧かけられるだけなんで言えません。



王子は笑った。


裏ではいつも通りの黒い笑みを浮かべて言う。









「僕と付き合ってよ。」









ちょっと常人には理解出来ないお言葉ですので誰か翻訳お願いします！！！

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