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after story*4 ページ45





吹っ切れたのか「俺お前がいないと無理ぃいい!!」と叫ぶさとみ君から素早く離れて校舎裏。


『…莉犬さん?』


「あー、Aちゃん!久しぶりぃ〜」


相も変わらずグラサン帽子不審者のような格好をした莉犬さん発見。

莉犬さんに用があるときは校舎裏に行けばいいと言うのが分かった。


『何してるんですか?』


「んー…仕事だるくてサボってる」


『え』


今しがた仕事とかいうワードが聞こえたが空耳だろうか。普通の高校生に仕事なんてないはずだ。

あ、いやそもそもこの人高校生なのかも怪しかったんだった……


『え、あの……仕事って……?』

そう聞くと、莉犬さんは自身のバッグから雑誌を取り出して、私に見せる。



………ん?


「これ。俺モデルやってんだー。結構売れてると思うんだけど」


“平成を語るならこの男”“読者ランキング堂々の一位”

表紙と共に、カラフルなテロップを見て驚く。
そして今まで気付かなかった自分にも驚く。


『モデル……』


「うん。正直この仕事あんま好きじゃないけど。」


『あ、だからあんなに追われてたんですか。把握です。』


「君みたいに感のいいガキは嫌いだよ」


仕事を堂々とサボれる……さすが人気No.1モデル……
とりあえずサイン貰お……


「幸せになろうねAちゃん」

『プロポーズですか?』


可愛いサインを貰ってしばらく話し、別れようとしたとき。
この人は出会う人一人一人にプロポーズしてそう。

*

今日もいろいろとあった。と思って部屋のベッドにダイビング。

…あの日、王子達と関わって以来だ。こんな充実した高校生活になったのは。
もとからリア充してたけど、さらに。

誰が、学園の王子達に好かれてしまうと思うだろうか。

ピコリンとなったスマホを取って、いじる。新着だった。

[おやすみ]


こうやって、朝も昼も夜も挨拶しあうなかになるなんて思いもしないでしょ。

[おやすみなさい]と返して、眠りについた。

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- ギャグ混じりやん。。。www好きぃwwww (2022年9月17日 18時) (レス) @page46 id: 0464914362 (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - 凄いおもしろかったです!個人的になんかさとみくんがおもしろくて好き…www (2020年10月17日 23時) (レス) id: 59e14c9c3d (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり - おもしろかった (2020年9月12日 10時) (レス) id: a394905174 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - んー、この小説好きやわ。小説というか作者さん好きだわ! (2020年4月9日 10時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - 壁ドゴンw (2020年4月9日 10時) (レス) id: 5e524d6ee1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あゆ。 | 作者ホームページ:NO  
作成日時:2019年10月27日 1時

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