お友達はじめました。【山本彰吾】

1 ページ1

あなたとの出会いは突然だった。


____________________________________




とあるなんてことない日、


私、早坂Aは


朝からついてないことばかり。


仕事でミスして、上司にネチネチ言われるし、


お昼ご飯は食べ損ねるし、


デスクの隣の先輩に仕事押し付けられるし、


ほんと踏んだり蹴ったりだ。


さらに、やっと帰れると思ったら、


追い討ちをかけるように雨が降ってきた。


いやぁ、つらいなぁ。


これはどっかで傘買わなきゃだなぁ。


地元から就職で上京してきて、半年ほど経ったけれど、


こっちでの生活は、まだまだ慣れない。


なんとか会社の前のコンビニで傘を購入。


やっと家に帰れる、、、。


私の家は会社の最寄駅から二駅だけ行ったところ。


駅からも歩いて10分かからないくらい。


昔から過保護な親ということもあり、


住んでいるアパートはセキュリティは割と良い。


まぁ、お陰で私の生活は家賃に割と苦しめられてるんだけど、、、


そんなこんなでもう家の前まで到着。


エレベーターで自分の住む階へ。


そのままいつも通り自分の部屋の前まで行くと、、


ここで、予想だにしないいつもと違う緊急事態が、、


え、、だれ？？ししし、、しんでる？？


、、、「たすけて、、、、」


「え、ちょっ、大丈夫ですか？！」


なんと、家の前に人が倒れてました。

2→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す