【文スト】太宰さんの彼女は…【太宰治】

第4話:護衛…？ ページ5

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国木田さんに渡された地図を持って依頼主のところへ行く。

？「あ！A！！こっちだよー！」

こちらに向かって手を振る黒の短髪の男性。

『え…朋！？』

鏡「誰？」

私が走って向かうと鏡花ちゃんもついてくる。

朋「初めまして。泉さん。申し遅れました。私が護衛を依頼した立花朋。まぁ、依頼したのは父ですが。Aとは幼馴染でして…」

『で、なんで私を指名したの？』

朋「そうそう。今回の依頼はね、近々パーティがあるんだけど、それが有名会社の社長やらが集まるやつでさ〜。…婚約者のフリして？」

『………はい？？』

朋「や、父さんたちも最近仕事漬けで疲れちゃっててさ？俺に婚約者いないから、A連れて来ればいいじゃんとか言って電話しちゃったんだよね」

『私の扱い……って、あれ？でも護衛依頼って…』

朋「あ、それもさ、Aの連絡先わかんなくて探偵社にかければいいやってなったらしいんだけど、ご依頼は？って聞かれちゃったから護衛です！って言っちゃったらしい」

いや、何してるの立花家。

『本当なんなの……ごめんね、鏡花ちゃん』

鏡「ううん。大丈夫。でも私は何すればいい？」

朋「……一緒にパーティ参加しよっか！」

『適当だね！？』

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