第57話『林間合宿5』 ページ13
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翌日 合宿二日目
AM5:30
今日から本格的な強化合宿がスタートするとの事で、"個性"を伸ばす訓練が始まった。のだが…
『……なんや、この地獄絵図……』
とそこに、B組も加わる。
拳「あれ？福沢はやんないの？」
『やりますよ〜。場所が少し違うだけです』
拳「へぇ！そうなんだ！」
『皆さん、頑張ってくださいね？……死なない程度に』
「「「……え？？」」」
そしてB組も地獄を見た。
相「で。福沢。お前、個性無効化以外に何ができる？」
『色々できますよ。…それと、個性無効化というよりは人間の力の無効化です』
相「人間の力…というと他にある特殊能力とかもか？」
『ええ。そうです』
相「あと…色々って具体的に何だ？」
『物・人の操作、強化付与。結界を張ったりもできます』
ま、それは基本であって、うちの主な力は氷なんやけど。
相「つーことはあれか。その気になりゃ、一歩も動かずに圧倒できるわけだ」
『まあ、そうですね？』
相「…何となくわかってはいたが力を伸ばす必要ねえな」
PM4:00
ピ「さァ昨日言ったよね。［世話焼くのは今日だけ］って！！」
ラ「己で食う飯くらい己で作れ！カレー！！」
「「「イエッサ…」」」
ラ「アハハハハ全員全身ブッチブチ！だからって雑なネコマンマは作っちゃダメね！」
・
・
・
「「「いただきまーす！」」」
「店とかで出たら微妙かもしれねーけど、この状況も相まってうめー！！」
「言うな言うなヤボだな！」
「ヤオモモがっつくねー！」
「ええ」
八「私の"個性"は脂質を様々な原子に変換して創造するので沢山蓄えるほど沢山出せるのです」
瀬「うんこみてえ」
すかさず響香さんが殴りかかる。
はぁ、平和やなぁ。
その時、微かに殺気を感じた。
感じた方をバッと見ると、数キロ先に7体ほどの影。
嗚呼…面倒くさ。
片付けも終わり、皆が就寝したところでそっと部屋から出る。
向かうのは先生達の部屋。
扉を開けると書類を広げて話し合いをしていた。
『なあ』
壁にもたれ掛かりながら声をかけると2人は警戒したようで、少し構えてこちらを向く。
相「……福沢か。どうした」
『……明日は気ぃつけや。うちはうちの役目を果たす。…せやから、死の危険があらへん限り、うちは一切助けには行かん』
ブ「？何を…」
相「……わかった」
ブ「イレイザー！？彼女は！」
相「ブラド、いい。福沢も、もう寝ろ」
『はあい』
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水月(プロフ) - ゆきなさん» ありがとうございます！最近忙しいから更新できてなくて申し訳ないです。頑張ります！ (2019年6月24日 20時) (
レス) id: 5aa5e3d00a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 方言好きです！これからも無理せずに頑張ってください！ (2019年6月20日 7時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - よるさん» わかります！方言っていいですよね〜。 (2019年5月23日 17時) (レス) id: b463e0700f (このIDを非表示/違反報告)
よる - 関西弁(？)とか凄く萌える！ (2019年5月22日 23時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
水月(プロフ) - 鞠さん» え！本当ですか！？勿論です！ありがとうございます！ (2019年5月2日 17時) (レス) id: b463e0700f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水月 | 作成日時：2019年4月29日 13時
