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【永瀬廉 ながせれん】
1999.1.23 21歳
身元保証人 不明
身元引受人 不明
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「……はぁーー…」
�盒供慘�め息が凄いねさっきから』
「え？…あぁ、ごめん。」
永瀬さんのカルテと睨めっこ。
そして大きな溜め息を吐く。
「…はぁぁあ〜」
�盒供悗覆法△匹Δ靴燭痢�』
「…これ。」
永瀬さんのカルテを見せると
なにを言いたいのかが分かったみたいで
海人も苦笑いをした。
�盒供悗匹Δ笋辰栃垢い燭蕕いい�？』
「…うん。」
永瀬さんがここに来て1ヶ月弱。
保証人の確認が必要なので
何度か聞くタイミングを伺っていたんだけど、
＿＿口説きたいなんて思った事ない。
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「…最近あまり口聞いてくれないのよ。」
�盒供悗─�アハハッ、なんで？喧嘩？』
「…私はしたつもりないんだけど。」
あの日から
永瀬さんは少しいじけてしまった。
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「永瀬さん、食事持ってきましたよぉ」
永瀬『……』
テーブルに置くと、
黙ってパンを口に運ぶ永瀬さん。
「あぁ！今日はお肉入ってますね！！」
永瀬『……』
「…い、いいなぁ〜、美味しそうだなぁ〜」
永瀬『……』
こちらに目も向けず
ただパンをひたすらモグモグ。
「……」
永瀬『……』
なんだか懐かしいような。
少しあの時とは違うような。
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「永瀬さぁーん」
永瀬『……』
「今日は身体を拭きましょう！」
永瀬『……』
断固として口を閉じたまま
永瀬さんに無視をされ続けること4日目。
「……」
永瀬『……』
一向に服を脱ごうとしない永瀬さん。
ついに、
私の言う事も聞いてくれなくなったか。
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「…永瀬さん。」
永瀬『……』
私は呆れるように溜め息をついて
永瀬さんをじろりと睨みつける。
それでも永瀬さんは
私の顔を見ないようにしているのか
わざと窓際に視線を送る。
「もう…いい加減にして下さい。」
永瀬『……』
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拗ねた横顔を
私は諦めるようにボーッと眺めた。
さて、どうしようか。
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もう、これしかないのか。
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「私が服、脱がしてあげましょうか？」
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作者名：ayu
| 作成日時：2020年10月19日 11時
